書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

久しぶりの宗務所です。エアコン入っているので快適です。お盆中に一日宗務所勤務日でもあれば、体力回復するのになぁとか考えてしまいますが、正太寺のお盆日程表を眺めても、どこにもそんな隙間はありません。今年は住職が多忙を極めているため、私の負担がちょっと増して、余計に隙間がありません。


よそのお寺では副住職がひとりでお経に回っているところもあるぐらいですから、弱音は吐きたくありませんが、近年の夏の暑さを思うと、憂鬱にはなります。お経を読んで、お茶をいただきながらおしゃべりするのは大変楽しいのですが、なにせ正直な体を持っているものですから。


まずは2日午後からの新盆施餓鬼で体力をかなり奪われます。これがきついのです。蒸し風呂のような本堂で2時間以上もお経を読み続けるのですから。トイレ休憩ぐらいくださいよ住職。参列される初盆家の皆さんも同じように大変なのです。エアコンを入れるわけにもいきませんしねぇ。(たとえ導入出来ても、日常的に使っていないと故障ばかりになって、なんにしても経費がかさむことが考えられます。)


3日以降は休みはなく毎日お経に回りますから、体力削られていく一方です。疲れがたまると食欲も減退し、悪循環が始まります。そうならないように食べやすく栄養価の高い食事を考えて作ってくれるのですが、体の弱さがそれを上回るという情けない事態。


今年はエルニーニョ現象の影響で冷夏になるのではと予想されているようですが、私の体調だけを考えれば、それは大歓迎です。でも自然界のことを考えれば、そうしたイレギュラーな気候状態は望ましくないことでしょう。緩やかに変動しなくては、適応出来ないはずですし。


でも、ちょっと気温低めがうれしいですよ。子どもの頃は、暑い日でも32度ぐらいだったと思うんです。それぐらいに抑えてもらえると、いろいろ助かりますです。よろしくお願いしますお天道様。