書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

残念なことが。なんと、禅スクールが参加者僅少により、中止となってしまいました。様々な要因が原因として挙げられましたが、いずれにせよ、来年は時期を変えての実施となりそうです。多くのお寺さんにも実施に向けてご協力をいただいていたのに、大変申し訳ありません。


何よりも、申し込みをして、当日を楽しみにしていたいお子さんに、申し訳ないです。残念ながら、今日までに申し込みがあったのが、わずか一名・・・
無理をすれば10名ぐらいは今からでも集めることが出来るかも知れないと、案が出されましたが、無理に人を集めて実施するのは禅スクールの趣旨に合致しないと言うことで、今回は中止となりました。


前向きに考えるならば、これを機に、大きく実施方法を変更する踏ん切りにもなります。場所、時期、期間、内容。昨年までのような、どちらかと言えば厳しい内容の方がもしかしたら良かったのかも知れない。昨年は会場が街中で、人が集まりやすかった。日帰りではなく一泊の方が、楽しみが多い。などなど、考えられる要因は様々です。そのどれも、逆を求める声もあります。どちらをとった方がより多くの参加者を得られるのか。そして、参加者が多いことが、禅スクールの求めることなのか。検討課題は十分すぎるほどあります。


今後、職員はもちろん、宗務所布教師、青少年教化委員の皆さんも加わっていただき、次回開催、そして成功に向けて、熱の入った議論が行われることでしょう。せっかくこの時期に、宗務所に勤務しているのですから、その成り行きを見守りつつ、議論にも加わっていきたいと思います。宗務所布教師・青少年教化委員が中心となって企画していくという方針のために、正面切って意見が出せないのはもどかしくもありますが。