書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

フラワーパーク

友人一家とフラワーパークへお花見に行ってきました。事前にサイトで得た情報では、桜は五分咲きとのこと。意外と咲いてるじゃんと思うと共に、お花見シーズンにツツジの咲き具合の問い合わせが相次ぐ正太寺の者としましては、「五分咲き」というのがはたしてどの程度の先具合なのかも気になりました。


行ってみると、なるほど、五分咲きでした。咲いていない木もあるし、咲いている木もあります。咲き誇っている木もあります。同じ桜でも品種によって咲く時期は違いますし、同じ品種でも、一本一本の木で咲く時期は異なります。そういうものです。


じゃあ何が五分咲きを示しているのかというと、だいたい五分なんですよ。フラワーパークがそれが専門ですから、さすがにパッと見の感覚だけで表現してはいないでしょうけれどね。この木とこの木が咲いたら何分咲き、とかね、目安が決めてあるんじゃないでしょうか。


人出はなかなかでした。春休み中ということもありますし、桜もそこそこ咲いているので、各種屋台がオープンしていて、お昼を食べるのには困りませんでしたね。心配だったのは、ゴミの分別がなされていないこと。


「分別収集にご協力を」と看板があるものの、実際には缶瓶ペットボトルの分類しか無く、紙類・ビニール類という、湖西市にいると当たり前の分別もありませんでした。良いのかな。焼きそばのはいっていたパックと、それを食べた割り箸、両方とも同じゴミ箱へ入れることになってしまったんですけれど。


東京は今までプラスチック類を埋め立てていたようですが、燃やすことにしたという話ですね。燃料代わりということのようです。焼却技術の向上で、燃やしても有害物質が出なくなったんだそうです。


それは湖西市の誇る環境センターの設備でも同じ事でして、湖西市でも同じ方策が取ろうと思えば取れるはずと、市民の一人は感じています。浜松市の焼却設備も良い物使ってるんですかね。もしかして、業者が回収した後は産廃として全部埋め立て?


プラスチックの再資源化はなかなか微妙ですよね。再資源化自体にもエネルギーが必要ですし、コストもかかります。それらのことと、燃料の補助として紙と一緒に燃やすことと、どちらが総合的に地球に優しいのか。素人にはとても計算出来ません。どちらもそのことに使われる技術の向上で、どんどん優しくなっていってくれればいいですけれど。


お花見でしたので、地球環境のことも気になった一日でした。日常的に関心を持っていますが、日記に書くほどに意識した、ということです。ネイティブアメリカンは、何か物事を決めることに、七代先のことを考えて決めるんだそうです。我々も、そういう考え方を、取り入れていかないといけませんね。