書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

奉詠大会本番

奉詠大会当日となりました。実務上の全てを取り仕切る梅花主事さんの所には、私が到着した頃にはすでに9台の送迎バスの運行状況が刻々と入っていました。集合時間の15分前には到着していたのですが、お手伝いのお坊さんたちも、それぞれの配役で打ち合わせをしていました。あれぇ。


私はそそくさと、夕べ遅くに作成した張り紙を貼り付けて、記録係と兼業の受付のスタンバイに入りました。受付も総勢4人です。この程度の人数が揃うと、一人二人伝令に抜けても持ちこたえられるので助かります。実際に、私も何度か受付を空けてウロチョロしましたから。


始まってしまえば受付の仕事は半分は終わりです。その後、最終的な出席人数を集計して、また、送迎バスで来た人、帰る人の集計もします。帰る人の人数をしっかりチェックしておかないと、帰りのバスがいつまでも出発出来ない事態になりかねません。また、置いてきぼりが発生しかねません。大事なポイントです。


集計が終われば結果を関係者に伝達して、一段落です。記録係の仕事も、思いつくと撮りに行くというスタイルでしたので、たいした労働ではありません。でも、結局ウロチョロウロチョロして、随分歩き回りましたけど。


今回の大会参加者は、約430人。他の宗務所と比べると、少ないのでしょうか。10年前は600人を超える参加者だったと聞きますので、講員さんの数もかなり減っていることになります。


御詠歌というと、なんとなく年を取ってからやるものだというイメージがあります。でも、始めるのが早ければ早いほど、上達も早いですし、いろんな大会にも参加出来ます。検定にも頻繁に参加して上級を目指すのも容易です。若い人がお唱えすると、声量がある分だけ迫力もありますから、聴衆へのインパクトも大きいです。趣味の1つ、という考えで最初は構いませんから、若い人たちにたくさん習っていただきたいです。


なんとかしていろんな人に興味を持っていただきたいのですが、なかなかうまくいかないんですよ。どうしたものでしょう。