書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

幼稚園にて夕涼み会

息子の通う幼稚園にて夕涼み会が開かれました。夕方からの開催のために、PTA役員の皆さんは朝から準備をされています。感謝です。

私も昨年までは三役としてお手伝いさせていただきましたので、その大変さ(主に暑さ)はよく分かります。今日も暑い一日でした。本当にお疲れ様でした。

私は今年はPTA顧問です。会長を退くと、自動的に就任することになる役職です。たいていの場合、年長児のいる保護者が会長を務めるため、顧問は卒園児の親と言うことになります。在園児がいないのに朝からこき使っては申し訳ないと言うことで、顧問の仕事は夕方からです。

幼稚園バスを使用した、シャトルバスのドアの開け閉めを担当です。自動ドアなら不要な仕事ですがね。

しかしどうして、仕事はそれだけに留まりません。幼稚園に一番近いとおりに面した、会社の駐車場をお借りしてシャトルバスの発着所とするのですが、当然そこは夕涼み会に来る保護者にとっても車を寄せやすい場所となります。でも寄せられてはシャトルバスの運行に支障を来しかねないので、なるべく目を合わさぬよう、車を寄せてはいけないような雰囲気を醸し出して対処です。

さらに、いかにも幼稚園関係者という出で立ちで立っていますから、指定の駐車場がどこかを訪ねられることも度々。湖西市という場所柄、ブラジル系の方も多く、ひらがなの読解がやっとという方もそこそこいらっしゃいます。幼稚園から配られた駐車場を記した地図には丁寧にひらがながふってあるものの、それではまだ難しいらしく、地図を片手に必死な顔で聞かれました。私もなるべく平易な言葉となるように話しましたが、なんとか理解をしてもらえたようです。良かった。

かと思えば、案内も地図も持たずに来たのか、駐車場の場所が分かりませんと聞いてくる日本人も…。私も天然の気がありますので、何の疑問も抱かずに場所説明をしましたが、普通出かける前に場所の確認ぐらいするでしょうに・・・

一家族だけならそういう人なのだろうで済ませてしまいますが、そうでないのでショックです。

そして肝心の駐車場は、溢れたそうです。昨年まで余るぐらいだったのに、なぜ急に。みんなが車で来ても何とか入れるように車の詰め方も事前に検討していましたが、祖父母の送迎があるのか、それとも幼稚園側で関知していない場所に駐車している人がいるのか、不思議なほどに今まで余っていたんです。

それなのに今年は一杯で、帰るときにも混雑したようで急遽誘導係を出すことになりました。会長さんの所に直接電話がかかってき、副会長さんと共に向かったのです。ご苦労様です。

実は、副会長さんより先に、会長さんから動向を求められたのは私なのです。私はその時とっさに、知らないふりを提案しました。なぜかって。運営しているのもPTA。来場しているのもPTA。みんなで協力して成立しているのが夕涼み会。ならばここは、皆さんに協力していただこうと。混雑しているなら、その場で誰かが誘導係を買って出てくれるかもしれませんし。

そこはしっかりはっきりさせておかないと、PTA役員になった人が損をすることにもなりかねません。

という考えが私には常にあるものですから。でもまあ、今回は会長さんの判断で、誘導に出ることになりました。その判断に賛同します。人に優しい判断です。私が極端なだけです。

とまあ、少しだけトラブルのあった夕涼み会。片付けの手伝いをして反省会を終えたら21時でした。来年は顧問からも外れますから、久し振りに出発から帰宅まで、子どもたちと一緒に過ごせるはずです。まだ終わったばかりですが、さっそく来年が楽しみです。

昨年は泣きじゃくって盆踊りを一切踊らなかった息子が、今年は手を振る余裕を見せてばっちり踊ったんですよ!もう嬉しくて嬉しくて。