書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

梅花流詠讃歌全国大会

いよいよやって参りました。静岡で開催される全国大会。20年ぶりぐらい、かな。実は静岡県は梅花流にとって特別な場所。発祥の地なのです。およそ50年という、まだまだ短い歴史の梅花流ですが、その発祥の地に帰ってきての全国大会。今回特に思い入れの強い方も多いかもしれません。

例年に無く大勢の参加者を得まして、バス5台で乗り付けます。およそ6時に各号車は出発。管内各地を参加者を乗せながら回り、新東名高速道路を使って会場であるこのはなアリーナへと突撃しました。

静岡と言えば、大道芸ワールドカップ、ということで、大道芸人の皆さんがそこかしこで大道芸を披露する中を、バスから降りた参加者が移動していくという、演出がありました。駐車場から会場まで少し距離があるので、その時間を楽しく過ごせるようにというはからいでしょうね。これはなかなか、良いです。他会場でも取り入れて欲しいですね。

そして今回は、第四宗務所から参加の皆さんも、一部の方には壇上に上がって(登壇して)お唱えをしていただきます。普段は他の宗務所さんからの登壇人数を増やしてもらって、登壇者はゼロで参加していましたが、同じ県内開催と言うことで、どうしても登壇者を揃えないといけない事態となっていました。

講員さんには心理的負担となってしまいますが、良い記念にもなりますので、半ば無理を言って二十数名の方に登壇をしていただきました。

私はステージ上で浴びるスポットライト、好きなんですけどね。今回の経験で、何人かは、意外に良いかも、って感じてくれないかなぁと思っていましたが、どうだったでしょうか。来年に向けて、登壇したい、という方が現れたらうれしいです。

来年は、熊本県での開催と発表されました。熊本でも大きな地震がありましたから、被災地応援の意味もあるんだと思います。遠州の人はお土産をたくさん買うので、各地のお土産屋さんへ団体で伺うと大変喜ばれます。熊本大会にも大勢参加していただいて、たくさんお土産を買って、被災地の経済活動の支援につながったら良いなと思います。旅費が高くなるのは目に見えているので、もしかしたらバス1台で足りてしまうぐらいの参加者になってしまうかもと心配ですが…