正太寺通信の発行者の名前は住職名になっていますから、一応、発行前には師匠に目を通してもらいます。当たり前と言えば、当たり前。ホームページは好き勝手書いてますけど、正太寺通信は印刷物として本堂に置いたり玄関に置いたりしますから、お檀家さんの目に直接留まることが多くなります。あまり閲覧者のいないホームページとは、扱いの慎重さが違うわけです。
ホームページ開設当初はそんな気軽には書いていませんでしたけれどね。下手なことを書けばすぐにどこからともなく突っ込みが来るような気がしてビクビクしていましたけれど、丸8年が経過して思うのは、私が思うほどみんな見てないよ、と。悲しいですけれど。
なんとなく恥ずかしくて檀家さんに宣伝をしてこなかったせいもあるでしょう。昨年になってようやくチラシを作って本堂に置きましたが、いままで一番たくさんチラシが売れたのは、お花見のシーズンでした。檀家さんがもってってくれたわけではないようなのです。もっとハシリの時代に置くべきだったかなぁ。今ではお寺のホームページがあっても珍しくないですからねぇ。
さて、この正太寺通信は、これからどうやってたくさんの人に読んでもらえる物にしていこうかと、考えていかねばなりません。ホームページよりは反応がありました。その反応が増えるのか、減るのか。第1号から時間が経ちすぎているのが失点ですよね。新鮮みのあるうちに立て続けに発行できると良かったのですが。
しかし後悔をしていても始まりません。これからのことを考えなくては。まずはコンスタントに発行を続けること。行事の前にはその行事についての記事を載せて、気を引くこと。人が集まるときには少し多めに印刷しておくこと。積極的に宣伝すること。
「若さんが新聞作ってる」というのが、新鮮で好意的に受け止められているうちが勝負でしょうね。つまり、今後一年ぐらいの期間が勝負、と言うことかも。がんばらねば。
そう、がんばらねば。