書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

隙間時間を縫って

午前中のお年忌があったものの私の出番はお茶出しの手伝いぐらい。晩からお逮夜があるものの、午後はまるまる空き時間。ということで、家族3人で父の日プレゼントの買い出しに出かけました。


papa dayって言うんですね。 by aeon
完全に商売のための記念日だよなぁとつい思ってしまう売り場の構成と、そこに押し寄せる人の量にとまどいながらも、これなら似合うんじゃないかという洋服を買うことが出来ました。父の好みではないかもしれませんが、着せてみたいと思える服です。そういう買い方が出来るのは、同居の人間ならではじゃないですかね〜


繰り返しになりますが、それにしても人が多かったです。入ったときにはすでにほぼ満車状態の駐車場は、帰るときには渋滞を巻き起こしていました。だだっぴろい駐車場なんですけどね、恐ろしいことです。土曜日ですし、来週は父の日ですし、買いに来た方が多かったんでしょう。土日仕事になることが多い立場からの当たり前の感想は、「土曜日に来るもんじゃない」。


おとしなく平日を狙った方がいいですね。今回は事情有りでの土曜強行でしたから仕方ありませんけど。


でもね、遊園地なんかだと、平日に行くと乗り物が点検中だったりして隅々まで楽しめないことも多いのです。ホームページがあるのに事前告知はなかったですし。数年前ですから、最近はそういう告知もあるんでしょうか。火・水あたりはお店自体が休みの確率が高いですし。なんとかならないものでしょうか。有給休暇などで休みが取れる職業ならいいですけれど、お寺にはそんなものないですからねぇ。それこそ出かけた先でも僧侶であることに違いはありませんから。気分は非番の警察官。


そんなこんなで、なかなか大変な買い物でしたが、家族でのお出かけはやはり楽しいものです。はやく自分がもらえる日がこないものかと、先の商業主義への批判どこへやら、きっとそう遠くない未来に思いを馳せるのでした。