書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

雨水がなかなか引きません

20年ちょっと前に新しく作った檀家さん用の墓地があるのですが、最近、雨が降ると通路にやけに水が貯まってしまうようになりました。半日ぐらいすると引いていくようですが、その間3列ほどの墓地がその水のせいでお参りに近づけなくなってしまいます。


今日のお年忌の家のお墓は、その区画にあります。9時過ぎから降り始めた土砂降りの雨のおかげで、危惧したとおり、お参りすることが出来なくなってしまいました。仕方なく私1人がよいしょとお墓の前まで行ってお経を読み、参列の方はみんな近くから見ているだけとなってしまいました。その後位牌堂でお焼香をしますので、それなりにはお参りした感触が残るでしょうが、お墓を目の前にしてお参りできないという事態は、あまり歓迎できるものではありません。


なんとかしたいのですが、以前はこのようなことはなかったはずですし、なぜここ数年でこんな状態になったのか、理由が分かりません。理由が分かれば対処も出来るのですが。
隅の方に水抜き用の水路を設けるのが一番分かりやすい対処法ですが、区画の中央付近の水までちゃんと掃いてくれるか、やってみない分かりません。
芝生が植えてあって一見きれいな墓地なのですが、こうなると困ってしまいます。かといってコンクリートを敷き詰めるのも無粋ですし、採石を入れても今のままでは採石さら水に埋もれてしまうほどです。


今度雨が降ったときに、業者を呼んで対策を一緒に考える必要がありますね。