書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

三つ折りは苦手です

作務とは、一般的に訳せば作業ということでしょうか。お寺の掃除などを通して修行することを指します。それをさらに拡大運用して、曹洞宗内部ではさまざまな作業に「〜作務」と付けて表現します。


事務仕事に付きものなのが、書類の発送。大量になるとさながら修行のような厳しさを伴うのは皆さんご存知の通りです。ですから、我々はそれを「発送作務」と呼びます。


今日の発送作務は44通。数はたいしたことありません。中身の書類も4種類5枚+ハガキ。多いといえば多いですが、泣くほどではありません。
ただ、1種類は相手先によって4通りあり、さらに別の基準で書類の数を減らすというややこしい作業。これを定時までの1時間半で済まそうとしたら、焦る焦る。その間にお客さんが来る来る。時間迫る迫る。
作務と呼ぶにふさわしい状況でした。


なんとしても定時に帰ろうなどと考えるから余計に苦しくなるのですが、この程度を時間内にクリアできないのは能力的にどうだろうと思いますし。
自分の中ではだいぶ効率よくやったつもりですが、まだまだ効率アップできたのではないかと省みています。うーむ。奥が深い。


・・・奥が深いですが、三つ折りは苦手ですし(ものすごく能率良く割り切って作業しますが仕上がりが、ねぇ)、帰ってきたら指の皮が若干切れてるし、単純作業は肩こり直結なので、突き詰めて研究するほどには魅力を感じません。うん。