書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

曹洞宗も法人格がありますので、法律のようなものがあります

宗制といいます。厚さは、3センチぐらいでしょうか。小さな字でびっしりと書かれています。毎年改訂されますし、最新版を追いかけるのはなかなか大変です。
テキストデータで提供してくれないものかな。


進達システムの開発も今佳境を迎えています。進達内容によって料金を算出するのに特殊な計算が必要なものがかなりあり、それらをひとつひとつプログラミングしています。特殊な計算というのは、進達する申請人の僧侶としての資格の種類や、お寺の格付けや、そういうものが料金に影響する物があるんですよ。


また、料金の算出法が、私の今の知識ではよく分からないものもいくつかありました。それを解決するために、大元である宗制をめくることになります。でも知りたい項目が一カ所でまとめて述べられていなくて、関連しそうなところを片っ端から当たらなくてはいけないこともしばしば。
結局ひとつ未だによく分からないのがあるんですよね。料金もさることながら、その書類を送るとどういう結果になるのか、はっきりしないんです。


昨日から今日に掛けて、宗制を読んでる時間と、プログラムコードを書いてる時間がほとんど同じぐらいでした。不効率です。4年間宗務所勤めをした後だったら、こんなに悩まなくて良かったのかも知れません。でもそれじゃあ自分の仕事が楽にならないし。ねぇ。