書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

月曜日と言えば、宗務所当番日

昨日まで非日常な法要に駆けづり回っていたかと思えば、今日はごくごく日常的な風景である、宗務所の当番日です。お昼頃からものすっごい眠かったです。疲れ具合からして、そらーぁそうですよね。


今日のメインワークは、所費通知書の発送。所費というのは、宗務所対して各寺院から支払って頂く、一種の税金のような物です。宗費というのもありまして、こちらは宗務庁に対して支払われます。国に例えれば、国税と、市県民税の関係のような物です。


宗費は宗務庁に集められた各寺院の財産(土地、建物、檀家数などなど)を基本に、地域性も加味して、なるべく曹洞宗全寺院の負担感が同一になるように計算されています。名目上は。


所費は、宗費を元にして宗務所独自に算出されます。(厳密にはちょっと違うんですけれど、細々した話になるのでだいたいそんな物だと考えてください)


その算出された所費の明細をプリントして、所費通知書として各寺院に発送しました。本来はプリントされた物を封筒に詰めて発送するだけの単純な仕事なのですが、他のお寺の住職を兼務しているお寺さんの場合には、兼務しているお寺の分の通知書は本拠地たる寺院に届くように気を利かせたりするために、なかなか複雑な作業になります。


いつもは担当主事である庶務主事さんと私の2人でだいたい作業しているのですが、今日は残り2人の書記さんも駆けつけてくれたので、とても楽が出来ました。例年1日かけてやっているのに、半日でだいたい終わってしまったのですから、ほんとにありがたいです。


これで今期宗務所の所費発送も最後となりました。また1つ、仕事が減りましたよ。一つ一つ減らしていくのが、楽しいです。