書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日記では滅多に話題にしませんが

政治問題にはいつも注意を払っています。新聞や、最近ではニュースサイトを主に見ていますが、政治の話題には時間がないときでもざっと目を通します。自分の住んでいる国のことですから、気になって当たり前です。


生身の人間ですからやはり偏りがありまして、以前はハト、いまはタカ、かなぁ。自己分析ですけれどね。
僧侶でタカというのも過激かもしれません。やはりハトのイメージが強いでしょう。事実、イラク戦争に際しても我が曹洞宗は戦争反対の立場を鮮明にしています。他の宗派も同様ではないでしょうか。


私もイラク戦争には心から賛成は出来ませんでした。ただ、とめられない戦争ならば、少しでも良い方に転がって欲しいと思っていました。
自衛隊の海外派遣。現地でお役に立てるならば。ただ、それで隊員の身に危険が及ぶようでは困ります。派遣の是非云々意外にも、すでに派遣され、身を挺して活動する彼らの助けにこそなれ、害を及ぼしかねない行為は、慎むべきものだと思います。


戦闘地域と非戦闘地域。二枚舌にはいい加減辟易です。もうはっきりさせたほうがいいでしょう。国民的な議論を起こさなければなりません。それは、国民の政治への関心を高める作用を起こすかもしれません。


ニュースを眺めながら、色々考えています。時には、政治の話題を扱うブログや日記サイトを覗くこともあります。
でもあまり日記で話題にはしません。宗教と政治が結びつくとろくなことにならないから。それは歴史が証明しています。
仏教は一神教と比べて政治利用しにいくと思っていますし、私が日記で政治のことを書いたところでどうこうないのですけれど。漠然とした危惧があるのです。


だから、話題にはしません。
私の基本的な立場は、平和であること、です。物事を、長い期間で考えたり、短い期間で考えたり、いろんな角度から考えて、最終的に平和であれば良いと思っています。