書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所仕事始め

午前中に顔を出してきました。郵便物や来客が多かったため昼頃まで手伝って、帰ってきました。


そして明日からは初どきが始まります。毎年恒例、お檀家さんに班ごとにお寺に寄っていただき、新年最初のご先祖様のご供養をするのです。


ですから、今日からお寺に復帰です。師匠が元気なうちにと、わがままを言わせてもらっている正月休みも、おしまい。私の新年も、スタートします。

お寺としては、この初どきが終わると、ようやく静かなお正月がやってくる印象ですけどもね。宗務所行事もあるので、私はそうも言ってられません。働け働けー、です。


WILLCOM D4で書く日記も、これでしばらくは打ち止め。仕事マシンMacBook Proが戦線復帰です。休みの間、たいしたトラブルもなく、安定運用ができました。しばらく持ち出す機会も減るため、Windows7の公開ベータ版が出たようなので、それに入れ替えて時代を先取りするのも良いかなぁと考えています。これは私にとっては楽しい作業です。日常における楽しみは一つでも多い方が、充実して過ごせます。苦しいこともまた、楽しみに変えることで、乗り越えやすくなります。


失職したことを楽しみに変えることは難しいでしょうが、新たな仕事を探すことを楽しみと思えれば、辛くとも乗り越えられることでしょう。不幸中の幸い、今はそういう境遇の人がたくさんいるのです。一人ではありません。しかし、仕事を探す間の生活資金が無くては、楽しんではいられません。そのためにも貯蓄が大切です。


職と住まいを同時に失い、屋外に寝泊まりする状況に苦しむ人が大勢いらっしゃるようですが、疑問に思うのは、貯金は無いのだろうかという点。派遣切りにあったなどしても、それ以前には収入があったはず。新たな住まいを見つけ、敷金礼金、そして数ヶ月分の家賃を支払う程度の貯金がなぜ無いのだろうかと、疑問なのです。


首都圏で物価が高ければ、電車を使い数千円で家賃などの安い地域に移動することもできます。ここ湖西市にも、空きアパートはいっぱいありますよ。新築もしていますし。貯金さえしていれば、とるべき手段はかなりあるはず。


それなのにあんなに大勢の人が苦しんでいるというのは、もしかしたら貯金があってもどうにもならない事態が発生しているのでしょうか。私だって同じような状況になる可能性があるんです。どこで問題が発生しているのか、是非知っておきたいです。


話がそれました。しかし、不安な世相が広がっています。お寺としては、心の安息のためにも、実生活においての問題に的確なアドバイスが出来るようにしておきたいと考えています。情報はいくらあっても無駄にはなりません。私の想像力とリサーチ力では手に入らない情報を、よろしければこの日記を読んでくださった方に教えていただければ幸いです。