書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

インターネットにパソコンを公開するまでの長い道のり

お寺で使っていたサーバーコンピューターが他の機器に役目を譲ったので、有効活用のために、インターネット上に公開するサーバーとしようと思い立ちました。インターネットは、要はそうしたコンピューターの集合体ですから、誰でも自分のパソコンをサーバーコンピューターとして公開することが可能なのです。


ただ、公開するということは、誰でもアクセスできるコンピューターになるということですから、それなりに準備をしないと、誰かも知らない人に勝手に操られてしまうことにもなりかねません。時々紙面を賑わすホームページの改ざん事件などは、管理者じゃない人が、インターネットを経由して勝手にコンピューターを使ってしまったということなのです。十分に注意しないといけません。


そうしたこともあり、いろいろと勉強しながら設定をしています。昨日から取り掛かっているのですが、あっという間に二日がたってしまったという感じで、時間が経つのが早いです。それはつまり、あまり成果が出ていないということ。難しいです。


インターネットに公開するといっても、ホームページを公開するのが目的ではありません。それはもうありますし、そうしたものは、自分で管理しなきゃならないサーバーに置くよりも、お金さえ払えば年中無休でばっちり完璧に管理してくれるサーバーに置いたほうが、見に来る人も毎回必ず見ることが出来て安心できるというものです。


予定しているのは、Webフォルダです。パソコンのフォルダは、普通パソコンの中にあるものですが、それをインターネット上に作ってしまうんです。そうするとどうなるか。インターネットにつながってさえいれば、どこにいても同じファイルを使うことが出来ます。


こうしたサービスは有料でしたらいくらでも存在していますが、自分でがんばれば無料で出来ます。容量も桁違いです。1Gものサービスを利用したら月額結構な金額になりますが、自前で用意しますから、あるだけ全部使えます。20Gほど使えそうなんですよ。これなら、イベント時に撮影したデジカメデータの受け渡しにも使えます。


そんなことを考えながら作業しているのですが、まだ道半ばです。仕事もありますし、いつまでもやっていられないのですが、休憩を削ってやることになりそうです・・・こういうの好きですから。


完成したら、サークル用と、災害ボラ用としてとりあえず運用する予定です。他に使う当ても無いですし。ちょっとした便利さに、喜んでもらえることがあったら、いいなと思います。


こういうのは技術者の独りよがりになりがちですけどね。