書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

おのぼり探検隊

いつもはドキドキ探検隊と銘打たれるキャンプイベントが、今年はディズニーランドへ行くということで「おのぼり探検隊」と臨時の改名をして、この土日、一泊二日で開催されました。知的障害児者とその親の会である湖西市手をつなぐ親の会と、湖西市社会福祉協議会の共催で、ボランティアスタッフが実行委員会を結成して準備を進めてきました。何の因果か私が名ばかりの実行委員長になって、たいした責任感も生じずにがんばってきたわけです。



4月ごろから準備を始めて、ようやく当日を迎えました。遠方へ旅行形式で出かけるということで、当日のみのボランティアは募集せずに、顔なじみのボランティアだけで実行委員会を進めてきました。ですから、青春ドラマにあるような熱い意見の交わしあいはなく、淡々と進められてきたわけです。ぶっちゃけキャンプでないと盛り上がりに欠けるメンバーもいて、より淡々。私もそのうちの一人ですけれど。出し物がないとだめなんですよね・・・


それでも、普段のイベントで出会っても、私はたいてい裏方をしているためにたいして接する時間の無いなかまたちと、たくさんの時間一緒に入れたことはとても楽しいことでした。それが楽しいことだと分かっていたから、自分の中でいまいち盛り上がりきれなくても今までやってこれたんですよ。


もちろん、盛り上がりに欠けたと言ってもやることはいつもどおりにこなしましたので、そんな気分であることが傍目に分かるのは長い付き合いのボランティア仲間ぐらいでしょうけれど。



一緒に楽しむ、ということと、一緒に盛り上がる、ということの違いを体験してしまっているから、楽しむだけじゃ物足りないと感じてしまうのかな。
でも、当のなかまたちにしてみれば、ディズニーランドはボランティアと一緒に行ってみたいところであったようですし、その希望をかなえるのは、われわれが立ち上げたサークルの本題でもあるので、この企画に全力を投じないのは大変まずいことなのですけれどね。


一泊二日の出来事や、実行委員会最中の出来事、そしてこうした心の葛藤など、まだまだ書きたいことは出てくるはずなので、それはまたそのうちに、サークルのホームページに載せていこうかと思います。まだ内緒。



いずれにしても、楽しかった(そして体はへとへとの)二日間が終わってしまいました。また次の楽しみと、新鮮な体験をなかまたちに味わってもらえるように、次なる企画を考えなければなりません。今度は冬、ですね。今年もまた私は欠席予定のイベントです。これがまたテンションが下がる・・・
その前にはバザーで資金稼ぎとか、ちょいちょいやることがあります。しばらくは事務方として、運営の安定に専念しなければならないようですし、仕事とあわせて大変な事態になってきました。あぁ、どうすればいいのでしょうか。


忙しいということが、かっこいいことである。そう思って、忙しい自分がかっこいいと思って、乗り切っていこうと思います。
・・・自己催眠、になるのかな。