書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

秋祭り

今日明日と、入出地区のお祭りです。最近はこの日に限って熱を出したり家でごろごろしていたりとろくな思い出がないのですが、今日は御殿屋台を追いかけてうろうろしました。浜松祭りのようなやたらでっかい屋台じゃないですけど、なかなかのしろものです。入出の道では、これ以上大きいと回れなくなってしまいますし。


入出の中は大きく三つの地区に分けられて、地区ごとに屋台を持っています。私の地区は、東連。東連屋台の格納庫の近くに、奉納金をあげた人の名簿が大きく掲示されるのですが、一緒にお祭り役員の名前も掲示されます。支部長、青年、中老、五人組。かっこいい役名が並びます、って中老の名簿の中に私の名前が!


年齢的には確かにそのあたりに入るはずですし、去年だか一昨年だかにはなんかそんな話を聞いたような気もしますが、今年はなんにも言われてないような。一度伝えたらもう二度目はないのでしょうか。都合が付けば顔出せばいいのでしょうか。ううむ。
青年もやってないし、太鼓たたいたこともないし、だから裏方の仕事も何やって良いか分からないしってそれ以前に、高校を市外に通い、大学で地元を離れたせいで地元の人間とのつながりって全然無いんですよね。檀家さんとのつながりが唯一です。そうするとお祭りに出てくるような世代だとちょっと知らない人ばかりになってくるんですよ。顔出すにはちょっとつらい状況です。まあ、ずっとがんばっている世代にお任せするしかありません。お酒ががんがん飲めればそれはそれで顔の出しようもあるんですけど・・・


それはともかく。でもでもお祭りは大好きなんです。太鼓の音が大好きなんです。聞いてるだけでうきうきしてきて、わくわくしてきて、入出に生まれて良かったなーと感じるわけです。そりゃー規模では浜松祭りにはてんでかないません。
でもね。


こじんまりとした村のお祭りって、いいですよね。
出来ればもっと子どもがたくさんいるといいのですが。少子化のため、屋台を引く子どもも少ないです。私が子どもの頃は、縄を持つスペースを探すのが大変だったというのに。


人工増え過ぎも困りますけど、でも、もうちょっとたくさんいたほうが、いろんなことが楽しいと思います。子どもの笑顔がたくさんの入出に、またなってほしいです。