書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

昨日の日記

昨日の日記なのですが、書いてある事って、ほんの些細なことなんですよね。ちょっとした失敗を、ほんの数行書いて日記を乗り切ろうとしたら、いつの間にかそこそこの分量になってしまいました。


冗長な文を書かせたらなかなかの才能かもしれませんね(笑)



ロシアの小学校で、痛ましいテロがありました。
文化・宗教に基づく多様な考え方を、出来る限り理解したいと考えていますが、それでも、罪なき人たちを殺すことをいとわない考え方には賛同できません。


平和な日本で、為政者に過度に抑圧されているわけでもないからこそ言えることかもしれません。
もし、自分の大切な人たちが理由なく残酷な扱いを受けているとしたら、そこから救い出すためならなんでもすると、私もやはり考えるでしょう。


そんな場合でも、もし人道的に、直接人を傷つけることが許される範囲があるとしたら、残酷な扱いをした人と、それを指示した人だけでしょう。それ以外の人を巻き込み、ましてや命を奪うなど、私には考えられません。たとえ相手を苦しめるための方法だとしても、大切な人を救い出すための作戦だとしても。


そんなきれい事を言っていられない状況もあるかもしれない。いや、きっとあるのでしょう。それでもね。
たとえば今回のケースであれば、特殊部隊が突入した段階ですべてが終わりであるべきだったと思います。(もちろんそれ以前の段階でも人質へ危害を加えるなど許されません)
抵抗するために、逃げ延びるために、人質たちの命を平気で奪うだなんて。


私は彼らを許せない。
そして、彼らをそこまで追いつめた「何か」も許せない。
追いつめられた彼らを、こんな行動に駆り立てた「誰か」も許せない。


一発ひっぱたいて、人への優しさを思い出させなきゃ気が済まない。