書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

慶弔重なるなぁ

明日は隣の地区のお寺さんで結婚式が行われます。副住職様の結婚式です。
結婚式のお手伝いに呼ばれているので午後から練習に行ってきました。もちろん披露宴も呼んでいただいてます。


昨日の夜からいよいよ当日が近づいてきたなぁと、ドキドキしだしていました。そして朝起きると。


同じ教区(曹洞宗内での地区を区分ける最小単位。正太寺は湖西市新居町の教区に属しています)のお寺の東堂さんが亡くなられたと連絡がありました。東堂さんとは、そのお寺のご住職のお師匠様、つまり先代住職のことです。多くの場合、実の親ということになります。


土曜に結婚式。
日曜にお通夜。


なんだか、気持ちの切り替えが間に合うのか心配です。今日も結婚式の練習直後にお悔やみに行ってきたのですが、なかなか切り替わらないですね。少し離れたお寺さんで良かったかも。距離があると、移動の時間だけ気持ちを切り替える時間があるということになりますから。


これから結婚して家庭を築いていく人もいれば、人生を生き抜いて、ついに生涯を閉じる人もいる。
私は、いま、どういう状況なのだろう。「生き抜いている最中」と力強く言えるのかな。自信を持って言えるのかな。


みんなしっかり生きている。
負けていられません。