昨年は諸般の事情により、住職である私だけがお休みをいただいたお盆。あれから一年が経ち、再びお盆がやってきます。
注意:正太寺のお盆は6月です
ピッタリ4週間の入院生活が、懐かしく思い出されます。あれほど早く出たかった病院も、一年も経てば1〜2週間入ってくるのも悪くないとか思い始めてしまいます。時間はたっぷりあるのに、治療やら検査やら体の不調やらで何もできない日々でした。Youtubeで愛車と同型車の動画を探しては何回も再生してみたり。
あの時に書き留めた「退院したらこれをやるぞ」リストはまだ消化しきれていません。やはり娑婆は忙しいぜ。
昨年の今頃はすでに熱が出たり声が出づらかったりいろいろ症状が出ていた頃です。そんな中、不思議と前倒しでお盆の準備を進めたのですよね。おかげで準備だけはバッチリの状態で入院生活へ入ることができました。
住職不在でもお盆がなんとか迎えられたのは、師匠や家族の頑張りももちろん多大であり大半でありますが、私の周到な準備の賜物でもあるのです。準備大事。
だから今年も早めに準備を始めました。来週前半のお盆のお知らせ投函を目指して、お便りの中身を作成・印刷。三つ折りするところまで済みました。明日は封入作業をして、うまくいけば晩ごろに郵便局へ持ち込めるのでは。遅くとも来週には発送します。(大半は自転車で配って回る予定です)
お便りを出した後は、6月16日の山門大施餓鬼会で使う諸々の準備。これは来週だなぁ。母の初盆を迎える準備もあるのですが、お寺のお盆にかかりっきりでそもそも初盆行事自体は何もできないので、祭壇を組むぐらいです。後は盆義理のお返しを用意するぐらいかな。
最近は盆義理お断りのお宅ばかりだけれど、我が家は特段そうした張り紙をする予定はありません。さて、盆義理の風習がなくなりつつある入出において、どなたかきてくださるでしょうか。母に会いにきてあげてちょうだい。
いつもならお便りを作成し始めたらノンストップで封入までやり切ってしまうのですが、今日は途中でストップしました。お勉強タイムです。これは自分でも偉いと思いましたよ。毎日の勉強タイムの確保は、習慣づけに必須です。習慣化できれば、立ち向かうためのエネルギーが少なくて済むようになります。
三つ折りされた状態の印刷物が大量に机の上に鎮座するので事務効率としてはよろしくないのですが、区切りをつける時には区切りをつけて、自分の時間も確保するべきでしょう。
急な仕事が入って続きができなくなるという不安はついて回りますけれども。それであっても。
自分の裁量で仕事のやりくりができるはずなのに、ブラック企業みたいになっているというのは、やりくりの能力不足です。いつまでもそれではいけません。数十年ぶりにまともに勉強をし始めたこれを機会に、時間管理をちゃんとできる大人を目指します。
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