6月お盆にお引っ越ししてから5年目?かな?そろそろ準備を始める時期です。
連休明けには、初盆のお宅へお便りを出します。お盆の迎え方についてお寺が関われる範囲は意外と狭く、多くはその地域独自の風習であったり、親戚間での暗黙の了解であったり、そうしたもので出来上がっているのがお盆。お寺が主導できるのは、お仏壇周りのお飾りの仕方だったり、山門施餓鬼への参加の仕方であったり。
その辺りに配慮しながらのお便りです。でも、事細かに書き過ぎると文量があまりにも増えてしまうので、ある程度短い文章に収めるのですが、そうすると今度は「そこが知りたい」という部分まで踏み込めなかったりします。
それはもうどうしようもないことなので、割り切って、手に取って一読しやすい文量を心がけています。一読してもらえさえすれば、その後、詳細についての問い合わせもしてもらえるというもの。長い文章や厚みがあったりしたら、読むモチベーションを上げるのが大変そうですから、それは避けなくては。
そんなふうにして出来上がっている初盆のお便りです。できればどのお檀家さんにとっても、このお便りを受け取る機会がずっと先のことであって欲しいのですが、人の身というのはいずれ離れなくてはならないものですので、いつか受け取ってしまう時には、こんな私の思いも一緒に受け取っていただけたらと思います。
今年はどんなお盆になるでしょうか。山門施餓鬼には、大勢のお檀家さんとともに、水をぶちまけられるお盆になると良いなぁ。
——————————
基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。 noteも結構書いてます。 Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主」