書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

おとき七日目。風邪、治りません、と泣き言言いながらの道中

開き直って、お経の前後の会話はほとんど風邪の話題です。声の出も悪いので、その言い訳もしなくてはなりませんし。


ありがたいことに、かなりおかしな声になっているはずなのに、お檀家さん方みなさん、ちゃんと良い声でしたよと言って下さるのです。そんな声では供養にならんとか言われたらどうしようと不安を抱えながら訪問しているのに、ほんとに感謝です。


明日は昨年のお盆からの一年間に亡くなられた方々、つまり初盆を迎えた仏様のご供養をする、新盆施餓鬼会の日です。夕方、へとへとの体を引きずりながら、駐車場の確保のために住職と虎ロープを張り巡らしてきました。


正太寺の門前には、はっきりと見て分かる正太寺の大駐車場と、自治会の管理する弁天様の、前に少し広がるスペースと、大駐車場から一段下がったところにある、昨年「正太寺参詣者専用」と立て看板を出した駐車スペース、この3つの駐車場があります。


大駐車場は入り口にロープが張ってあるので誰も車をとめませんが、他のスペースは、海に遊びに来た人たちが自由に止めています。参詣者専用という看板がある方も、全然気にする様子もなく。普段はとやかく言う気もないのですけどね。ゴミさえ置いていかなければ。


明日の新盆施餓鬼会と、15日の山門大施餓鬼会(いわゆる水向け)の時だけは、駐車場を最大限確保しなくては参詣の皆さんが車を置くところがありませんので、前日にロープを張って場所取りをするのです。お寺の境内地なのですが、場所取りしないといけないんです。おかしな話ですが。


毎年、虎ロープが絡まったり(とても長いので)、同時に設置する簡易看板が壊れていたり、なかなかすんなりといかないのですが、今年はうまくいきました。疲れていて余計な力が抜けていたんでしょうかねぇ。うまいこと済んで良かったです。