書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

今日の記録だけは残しておかねば。そして地味に楽ができたマイナ保険証。

朝7時50分、自宅を出発し、大腸内視鏡検査をしてもらう病院に出発です。片道40分弱。病院の送迎レーンはいつも混雑しているし、駐車場もすでに混雑中。でも入場はできるので、出口ゲート付近で停車して、車を降りました。今日は妻の送迎付きなのです。痛くない内視鏡検査には送迎が必須。大変ありがたい。

8月になり、また、国保は今月から保険証が切り替わります。保険証確認がしっかりされるタイミング。先月の受信ではどこでも確認されるタイミングがなかったのですが、さすがに今月は必要だよなぁ、ということで、誰も並んでいないマイナ保険証の機械へ進みます。カルテがある病院なら、この機械で保険証確認が済んでしまいます。受付の方との会話も必要ないし、そもそも近くに人、いないし。

製造メーカーによって顔認証のスピードがまちまちなのは問題だけれど、マイナ保険証を使っていて、ここだけは便利だと思います。

あと、マイナカードを保険証として利用する設定が必須なのかどうか分かりませんが、マイナポータルアプリから、過去の診療・処方情報が見られるのも便利。お薬手帳アプリもここからダウンロードして反映できるので、入院時など、いちいち登録することがほぼ不可能な状況では、後から一括で登録できてとても助かります。使った薬の名前が分かるのは地味に助かりますよ。

診療明細だとズラズラーっと羅列されているだけで、全然読み取れませんでした。それがちゃんと日毎に分けられているので、あのとき飲んだ薬はこれか、というのが分かります。

この情報、マイナカードを取得する如何に関わらず、個人番号を交付された人は全員蓄積されています。マイナカードを取得し、マイナポータルアプリをセットアップしないと参照できないのが残念ですが、マイナカード取得以前の記録も残っていますから、必要な人は必要な時に取得すれば良いと思います。ところで、何年分保管されるのかな。文字情報だからさしたる容量でもないけれど、全国民分となるそれなりの容量になるだろうしなぁ。

閑話休題

9時に受付へ行くのですが、駐車場でおろしてもらうタイミングですでに便意がありました。受付へ行く前にトイレに行ったら、下痢。昨日の夜に下剤を飲んでいますから、いつなってもおかしくないわけではありますが、このせいで時間に遅れたら恥ずかしかっただろうなぁ。

無事に受付を済まし、程なくして洗腸剤ごくごくルームへ案内されました。この部屋でしばらくの間、ひたすらごくごくするわけです。

こちらの病院では、15分間隔で洗腸剤を200mℓ飲み、400mℓ飲んだ時点で水を200mℓ飲む、というペースで進みます。都合洗腸剤を1.2ℓ、水を600mℓ飲んだあたりで、大抵の人は検査可能な状態になるということでした。

私は少しだけ早く、洗腸剤を1ℓ飲んだところで合格。今日検査の人は4人でしたが、私より先にお2人が合格していました。朝の排便状況としては私が一番進んでいたと思うんだけどなぁ。謎の悔しさを味わいました。

それでも順調だったため、検査の時間も予定通りとなりました。私の場合は13時半から。そこから10分ほど遅れて案内されました。その前に、鎮痛剤と睡眠薬を静脈注射するための針をあらかじめ刺してもらいました。点滴の時に使うものと同じ針。入院中は細いタイプの針でないと入らなかったけれど、今回は通常サイズの針が入りました。やったー。

検査室で横になり、お尻に麻酔の薬を塗ってもらうのですが、この時はまだ睡眠薬入ってません。躊躇なく指をグリっと入れられて・・・おうおうおうっと、オットセイみたいになりました。

その後すぐ、薬が投与され、「結構ぼーっとなりますねー」っと私が言ったのを最後に、記憶がありません。次に目覚めたときは、最初にいたごくごくルームにある、ベッドの上でした。びっくり。本当に何も痛くも何ともなかった。でも、起きたらお腹がとっても痛い。

看護師さんに相談すると、「カメラがお腹に入ってるので、痛みは出るかもしれません。ガスが抜けていくと、徐々に良くなると思いますよ」とのこと。確かに、ベッドで横になっている間に一度オナラが出たのですが、オナラというよりはパンクしたタイヤの空気が抜ける時みたいな感じで、プシューーーーーーーーーーーーーーーーーっと長く出るんです。そして、ちょっと楽になった。

その後、病院のトイレでしばらくしゃがんでいる間にも、プシューーーーーーーーーーーーーーーーーが何回か出て、トイレにたどり着くのがやっとだったお腹の痛みも、少しずつ良くなっていきました。

ちなみに、ベッドで目が覚めた後、しばらくうとうとした後に看護師さんに起こしてもらったのですが、その時点で検査から2時間が経過していたそうです。時間経つの早すぎ。睡眠薬、こわっ。

一つ気になっていることがあります。夢なのか現実なのか分からないのですが、検査中にやたら痛くて叫んでいるんですよ。大声ではないのですが、痛い痛いとずっと言ってるんです。「もうすぐ終わりますからねー」っと声をかけられて。

現実ではないことを願います。

妻の迎えを待つ間に、病院内のタリーズでお買い物。マンゴータンゴスワークルと、サンドイッチとフレンチトースト。これだけでも結構な金額でしたが、でもこのタリーズ、先日入院していた時に一度は行ってやろうと思っていたのに、退院間近の腸炎騒ぎのせいで結局一度も寄れなかったのです。積年の思いを晴らした感じで大変心地よい瞬間でしたね。マンゴージュース美味しい。お腹痛くても食べれる飲める。

時間の記録をしておきましょう。妻に迎えを頼んだのが15時50分ごろでした。13時40分に検査室案内、2時間の睡眠薬から覚めるまでの待機時間。引き算すると、検査時間は・・・えっ?5分ぐらい?短すぎない?騒いだから途中で切り上げられたとか・・・それはあり得ないか。

ポリープの切除などもなく、中を見ただけで済んだようなので、近年続いているお腹の謎の不調とは裏腹に、大腸には問題がなさそうです。8日の日に診察があるのでそこで検査結果が正式に伝えられるはずですが、とりあえず安心して良いのかなぁ。入院中の腸炎がやたら酷かったことの原因が分からないままですが、変に病気が隠れていない方が嬉しいに決まってます。

私の初めての大腸内視鏡検査はこうして無事に終わりを迎えました。次の機会も、ちゃんと薬を使ってもらおう。もしアレが夢でなかったとしても、覚えていなければ痛くも何ともないのです。妻にも勧めよう。

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