書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

法事のお知らせに、悩む

先日追加したばかりの機能、法事の実施時期の案内送付機能。とりあえず皮切りとして、半年後の10月に法事の時期が来る方だけにお手紙を出しました。

しかし、その後もずっと悩んでいます。

5月に時期が来る方のリストを見ると、ご両親の法事の予約がまだない方がチラホラと。33回忌で一区切りとするのがこの辺りの習わしとはいえ、祖父祖母で23回忌とかになると、どうしてもやらないと、という強い気持ちになりづらいのは私も理解しています。

でもご両親の場合は、やりたくなるものじゃないのかなぁ、と。ということは、失念しているだけかもしれない。それならば教えて差し上げたほうが良いのではないか。後から思い出してもなかなかお寺に連絡しづらい、らしいですし。お寺としては、遅れてでも法事を勤めようというのであれば喜んで馳せ参じるのですが、「失念していたのはとても悪いことであり、お寺に知られてはならない」という思いを持つ方の方が、もしかしたら多いのかもしれません。

そんな後ろめたい気持ちを抱かせる原因となってしまうよりは、お節介でもお知らせするべきなのでは、と。

今までであれば気づかずにいたことなのですが、気づけてしまう体制が整ってしまったので・・・ (正確には、データ管理をFileMakerに移行する前のほんの一時期、実施時期の調査をすることは可能という状況がありました。その時は、法事の問い合わせがあった際に、当たり年かどうかを調べるための機能として存在してました。FileMakerに移行してから同様の機能を実装するのに何年かかってしまったのだろうか)

ただ、お節介は度が過ぎてはなりません。どこまでが良いお節介なのか、見極めがとても難しい。場合によっては法事をするよう急かしていると捉えられかねません。先日発送したお手紙には、その辺りも考慮した文章を加えましたが、それでもこちらの気持ちが十分に伝わっているかとても心配です。

悩んでいるとすぐに一日、また一日と過ぎて行ってしまいます。悩みすぎもいけません。さあ、果たしてどうするべきなのでしょうか。

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