書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新年です

新しい年を迎えました。正太寺も無事に新年を迎えられました。感謝。

時間は誰にでも平等とは言いますが、その平等な時間の流れの中で、平穏に新年を迎えられることのありがたさというや、言葉にできないほどです。

そして今年は卯年。うさぎです。ぴょんぴょん。ピョン吉ではない。

跳ね回る姿が可愛らしいですね。学校で飼育されている姿が一番身近でしたが、あの跳ね方で敵に追われた時に逃げられるのか心配でなりません。うさぎとか目のお話があるぐらいですから、真剣に加速すればきっと早いのだと思いますけれど、どうにも信じられないというか。

昨夜はうちの猫が馬みたいな足音をたててパカラッパカラっと走ってましたから、いろいろあるんだろうなとは思います。

うさぎといえば、通説として、寂しいと死んでしまう、というものがあります。寂しくたって死にはしないと思うのですが、人間は寂しいと死んでしまいかねません。私は当てはまります。寂しいのはダメ。

そんなうさぎの卯年ですから、思い切って、お節介を焼く一年にしてはいかがでしょうかと、今朝のお勤めの後にお檀家さんに提案しました。

世話焼きの人が疎まれる時代が長く続いてしまいました。世話を焼き過ぎは困った問題も生んでいましたが、そのために全ての世話焼きを否定されてしまったように思います。一かゼロの世界ではありません。一とゼロの間に無限が広がる世界です。

ぜひ、適度な世話焼きを目指して、こんな田舎まで都会のように希薄になりつつある人間関係に、もう一度糸を通してがっちりくっつける、そんな一年を目指してもらえたらと思います。

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