書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

また頭痛の日々かぁ

実は、8月の後半は、頭痛に悩まされることがありませんでした。なんだかんだとお寺から5日間もほぼ離れていたりして、外での刺激が多かったせいかもしれません。薬もあまり減らず(飲んでないわけではない)、順調だったのですが。

大きな台風がウロウロしているせいなのでしょうか。ここ数日はふとした瞬間に頭痛に見舞われています。一度始まると勝手に終わることはありません。たくさん眠るか、薬を飲むか。最近は薬の効きも弱っているようで、本当にスッキリするためには夜まで耐えて、朝まで眠るしかない状況。

それなのに朝のうちにまた頭痛が始まったりすると、とてもやるせないです。

外での刺激が頭痛に良いというのは以前から体験から分かっていたことで、例えば法事を勤めたりすると、いつの間にか頭痛がなくなっていることもよくあることなのです。その一方で、お役僧に行くとその後必ず頭痛が発生したという経験もありますけれど。これは20代半ばに顕著でした。もう20年も前になるのか。懐かしい。

20代半ばの話を引っ張りますが、あの頃は今使っている薬には巡り合っておらず、そもそもお医者さんに相談するということもしていませんでした。ですので、お役僧に行き、帰ってくると頭痛になり、そのまま夕方まで寝ている、ということも多かったのです。

本当に何も出来なくなってしまって。あの頃は独身だったから何の気兼ねも無しに朝までパソコンに向かってコーディングしたりということもできたわけですが、頭痛になった途端にそれらが一切できなくなって、非常にもどかしかったですね。

そして遊ぶ時間の合う友人もいなかったので、彼らと会うことで頭痛が改善するということもありませんでした。ただ、夕方以降の仕事の終わったタイミングで遊びに行ったりとかはもちろんありましたよ。今も付き合いのある友人と、月に何回かラーメン屋さんを食べ歩いたのが懐かしいなぁ。

架空の記憶じゃないですからね。人付き合いの範囲の非常に狭い私にもそういう時間があったんですからね。

頭痛の薬は、寺務所から一番離れたところに保管してあります。一度に30包も処方してもらうので、一部を寺務所においてもいいのですが、服用頻度が増してしまう気がして。なるべく耐えてから使うようにしています。最初に処方してくれた先生がそうやってアドバイスしてくれたものですから。薬に頼るようになると、余計に辛いですよと。

最近は日に2回服用という日もあったので、薬剤師さんに聞いてみたら、その程度では依存症になったりはしませんよ、とのことでした。依存症とはまた極端ですが、一度なったら抜け出すのは大変そうです。2回はまだ大丈夫なのか、と安堵したものの、そういって毎日2回飲んでたら、いずれは3回目にも手を出しそうです。気をつけないと。

2回飲んでダメな日は、大人しく寝ろと見えない誰かに指示されているものと捉えた方が良いですね。

頭痛持ちの方なら多分同じ気持ちだと思いますが、来週の天気予報、毎日頭痛を覚悟しなきゃならんという感じの予報になっています。今からそれを考えて、先走って頭痛になりそうです。この頭痛がなければもっと楽に生きられるのにと思うことも増えました。

とはいえ、47歳にもなれば、どこかしらかには何かを抱えるようになる頃だと思います。頭痛がなければないで、他の何かに悩まされているのでしょう。頭痛も自分の一部というぐらいに受け入れて、それも含めての一日一日を過ごしていけるように、頭を切り替えるべなのでしょうね。

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