書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

のぼり旗の状態で、天候の穏やかさを知る

弘法様ののぼり旗を参道に立ててから、ほぼ毎日、上の方に丸まったり、完全に外れてしまったり、そうした旗を整える作業を繰り返しています。

日中に直しても夕方までまた取れてしまうので、夕方に行うようになってきました。ちょっと風が吹くと、すぐに数本、お手入れが必要になってしまいます。

そう思うと、山の中ののぼり旗はなかなか粘っこく立っていますね。下から見上げる範囲では、丸まってしまったものも見当たりません。でも、おそらく1枚は完全に取れてしまったようです。どなたかが届けてくれたのか、母が巡回中に拾ったのか、玄関に置かれていました。多分届けてもらったと思われます。

それに気づかずに、昨日の夕方に時間が足りなくて引き上げてきた数枚と合わせて、今朝取り付けていたら、一枚余ってしまったのです。もはやどれが山に立っていた旗なのかも分からない。新たに1本、竿を持ってきて立てるしかないです。

そして夕方に見回りに出ると、今日は手入れが必要なものが一つもありませんでした。風がなかったわけではありませんが、強く吹く瞬間が一度もなかったということです。穏やかな1日だったのですね。

お墓経を読んでいる時にはロウソクの炎が揺れていたけれど、消える心配は全くない揺れ方でした。ちょっとした風で消えてしまう炎ですから、お経の間、そよ風にも至らない風しか吹いていなかったわけです。

寺務所にしても風の音を聞かなかったしなぁ。

普段なら風の音を聞いたって、強い風が吹いてるな、と思うだけなのですが、今はもっと敏感に感じています。何しろ、風が吹くたびに、旗の手入れという作業が増えるのですから。

だいぶ手際も良くなって、所要時間も初日の1時間から比べるとだいぶ短くなりましたけれども。月末まであと20日。結構な期間がありますね。参道の階段の上り下りも、初日はだいぶしんどかったけれど、だんだんと慣れてきました。足腰が多少は丈夫になる可能性が出てきましたよ!運動しようと思ってもなかなか続かないですけれど、仕事となればやらなきゃしょうがないですからね。

参道にのぼり旗を立てるのは、今年から始めたことです。ですから、まさか毎日旗をいじることになるとは想像もしていませんでした。でも、旗に書かれている檀家さんのお名前を見ながら作業をするのは、なかなか良いものですよ。旗を手入れしながら、毎日家内安全を祈っております。

というわけで、旗を立てたばかりの写真を再掲。

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