書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

映像配信のアドバイス依頼を受けて

先日の話にはなりますが、映像化配信する際のアドバイスを依頼されました。そのうちに何名かでお寺へ来てくれるということなのですが。

わたくし、映像配信はほとんどしたことがありません。コロナ禍以前はお盆のお施餓鬼法要を配信していましたが、どんどん進化を続ける映像配信の世界では、私の知識も時代遅れになりつつあります。

しかも今回は、法要と講演の配信。講演となると、講師の声をしっかりと配信に乗せることが最大のミッションとなります。法要の配信とは視点が全然違ってきます。どうしよう。

慌てて知識のベースアップをはかっている最中に見つけたのが、まだ未発売ながら、スマホをカメラとして活用し、しかも無線で4台もコントロール、もちろん音声は別で入力できるという有望な商品をRolandが発売するという情報を得ました。

proav.roland.com

これは。

これならば。

法要の配信には複数台数のカメラがあった方が見やすい映像になるけれど、カメラを用意するのは予算的に厳しい。でも、手持ちのスマホを使えばすぐに数が揃います。普段使いのスマホを使うとなると、配信に影響が出ないように幾分かの用意は必要になるでしょうが、カメラを買うことと比べれば是非もないです。

無線でできるのはすごいけれど、安定度を考えると少し心配。配信する現場の無線LAN環境のアップデートがもしかしたら必要かもしれません。でもそれも、ルーター1台買い換えれば済む話で、カメラよりは安い。

その上でどの程度の安定性が望めるかは、実際に製品を買ってみて、現場で試してみるまでは分かりません。買うのか。買わざるを得ないのか。

実売価格は税込で5万円程になる見込みと予想されています。この手の機材としては破格の安さで、それも私の目に留まった大きな理由でもあるのですが(普通は二桁万円)、しかしお試しで買うには高価です。

私が正太寺として何かしらの配信を頻繁に行う目的でお寺で買うとしても、おいそれと買える金額ではありません。悩ましい。小遣いで買ったらまたしてもBROMPTONが遠のいていく・・・・

依頼元でひとまず買ってもらい、それを私が借りて習熟した上で手ほどきをする?報酬をもらえるわけではないので、それが一番現実的でしょうか。しかし、使い物にならないとなった場合に、売り払ったとしても差額をどう考えるか。

まあそれは、私が気にする問題ではないかな。依頼元の会員ではあるけれど、そこを考える立場にはないので。きっと。多分。あれ?

映像配信かぁ。先日もWeb講演会で刺激を受けて、何かしらにの配信をしたいなと考えているところではありますが、いま考えている程度の配信ならAeroCasterほどの機器はいらないんです。スマホでできるんですよ、なんと。

ともあれ、依頼元と相談ですね。iPadがないといけないけど、これは貸し出せるけど、どうせなら会で1台ぐらいあった方がいいと思うけどなぁ。ついでに私の晋山結制の配信もしてくれないかなぁ。本番は来年2月だというので、良いテストケースにもなるし・・・その報酬でAeroCasterを買ってもらう形にすれば丸く収まるでしょうか。ああでも、晋山結制の予算には一切の余裕がないのだった・・・

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも結構書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主