書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

防犯カメラというか、なんというか

あまりアピールしていませんが、正太寺には今のところ二ヶ所、防犯カメラのようなものが設置されています。

ネットワークカメラです。パソコンの使うネットワークを使って、カメラの映像も確認できるようにしたものですね。防犯カメラというと、その部分が独自で堅固に作られているイメージ。

今は玄関と位牌堂に設置されています。玄関は、誰が来たか確認ができるように。私もだいぶ分かるようになりましたが、お檀家さん以外の来客があった際に、どなたが来たのか正確に分かりたいケースというのが割と高頻度に発生します。そんな時に、録画された映像を見ると、すぐに分かる、と。

実際には映像が荒くて顔はほとんど確認できず、雰囲気で当てる、という状態ですけれどね。無いよりはマシ。

位牌堂は、火の消し忘れの発見が一番でしょうか。ろうそくが燃え尽きちゃったぐらいならいいですが、何かの拍子に倒れたりしたら危ないですので、時折映像を表示して、確認しています。

カメラが無い時よりは楽になりましたが、無線LANの調子がイマイチなのか、見れなくなることもしばしば。原因ははっきりしていません。難しいですね。

そして今夜、新たなカメラを発注しました。屋外用のカメラです。これを駐車場に向けて設置する予定。一番使うのは、法事の際に、山の上のお墓へ上がっていく車を確認する時ですね。目視では見えにくい位置になり、見逃しがちなのです。待ちぼうけさせては申し訳ないですし、あまり早く上がっていって待っているのも、「待たせてしまった」とお施主さんに思わせてしまうので避けたいところ。いい頃合いというものがあります。それを逃さないためのカメラとなります。

人によってはこうしたカメラの類が設置されていることに嫌悪感を抱く方もいるかもしれません。特に正太寺では、カメラの設置を標示してはいません。機会があればお話しするぐらい。

でもね、今はそこかしこにカメラが設置されていますよ。気にするほどのことではありません。人の目が、レンズになっただけのことです。レンズの向こうでわざわざあなたに注目しているような人は、他の手段でもあなたに注目しています。そちらを対処するべきでしょう。

私はカメラで見張っていてもらえた方が、何かあった時の助けになると考えています。街中の防犯カメラも、自分を守る存在だと思っています。カメラの目は、最終的には嘘をつきませんから。

そんなわけで。正太寺ではより良いサービスのためにこうしたカメラを活用してまいります。どうぞご理解ください。