この春彼岸の観音懺法当番寺院は、ちょうど本堂のリフォームと耐震工事の最中。予定ではお彼岸前に終わる計画だったようですが、建物をいじる工事は予定通りにはいかないものです。特にお寺の建物は、ね。
観音懺法の当番をどうしようかと悩んだ末、経営しているこども園のホールを利用することにしたそうで、今回、初の本堂以外での修行となりました。
とはいえやることに変わりはありません。違うのは、床の上なのでお拝の際に若干足元が滑ることと、声の響きが違うこと、ぐらい。
足元が滑るのはすぐに慣れましたが、知らぬ間に力が入っていた可能性はあり、筋肉痛が強く出そうな気はしています。
声の響きは、喉に影響ができました。本堂のような響きでは無いので、自分の声が小さい気がして、つい力が入ってしまいます。だんだんと声が出なくなってきて、終盤、かなり辛かったです。
本堂って、良い具合にできているんですね。
お拝と声明がメインの儀式ですので、そのどちらもいつもより負荷が高く、個人的にはより修行ができた気がしています。残念なのは、記録写真が残せてないことですね。今後もそうそう無いシチュエーションです。なぜその場で気がつかなかったんだろう。寺族さんにお願いすれば写真も撮れたと思うのですが。もったいなかった。
コロナ禍であり、参列者数もかなり制限したようで、ちょっと寂しくもありました。みんなで協力して、早く日常を取り戻したいですね。
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