書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

自分の耐久力の無さに愕然とする

昨日、夕方にお通夜を終え、雑務をしていると、日が変わる頃、訃報あり。枕経へ駆けつけ、葬儀までの算段をして、帰宅。さすがに何も手につけられず、就寝。

本日、暮れのお斉(歳末の先祖供養回り)スタート。師匠に少し多めに読んでもらい、私は途中抜けして昨日の枕経とは別の葬儀へ。つまり久しぶりに、葬儀が終わる前に次の葬儀が入ってしまったのです。

ここまでの間、頭はそれら三つの間をぐるぐるぐるぐる回っていました。

そんな状態で車を走らせながら、ふと、自分の行き先に自信が持てなくなりました。ほとんどなんの考えもなく、思い込んでいる葬儀会場に向かっていたのですが、あれ、これは、昨夜算段した葬儀の会場だったか、本当に今日の会場だったか、あれあれあれ。

幸いにも冷静になってお通夜のことを思い出すことに成功して、体が自動的に向かっていた先が正解である事が確認できました。

こんな経験は初めてです。今までも葬儀が重なったことはありますし、一日二件ということだってありました。小さなお寺としてはそれはもうとても珍しい出来事なのですが、その時でもこんなにあたふたしたしませんでした。

加齢による集中力の低下?

そんなことをつい考えてしまいました。とってもショック。

今年の暮れのお斉は間いろいろ予定が入ってしまったので、長丁場です。また葬儀が入ってしまうことも考えられます。とんでもないミスをしないように、慎重に生きて行かねばと、言い聞かせる出来事でした。

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