書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

正太寺としては史上初の6月お盆が始まりました

地域やお寺によっては、6月にお盆を迎えるところもあるんですよ。意外にあるんですよ。そうしたことも、8月から6月に引っ越す決断を支えてくれました。

それでも正太寺としては史上初(多分)の6月お盆です。今朝になってもいまいちしっくりこない気持ちのままで、出発したわけですが、お経を読み始めるとだんだんとその気になってきます。いつもよりもはるかに心地よい風を受けながらのお勤めは、いいものですね。酷暑の日差しを全身に浴びた後のエアコンの冷気も心地いいですが(命の風と呼べる)、この時期の風はまだまだ湿気が少なく、気持ちがいいです。

しかし、不思議なこともあります。8月ほどではありませんが、疲れが結構出ます。12月の暮れどきの方が疲れません。寒さを跳ね返しながらの暮れどきと比べたら、肉体的な疲労は今日の方が絶対少ないはずなのに。

お盆に読むお経には疲れる魔法でもかかっているのでしょうか。

もちろんそんなわけはないんですけれど。かかっているのは全ての存在が幸せになる魔法ですし。

久しぶりにお檀家さんとゆっくりお話しする時間ができたので、とても楽しいです。今日はちょっと喋りすぎたかな。調子に乗って話し込んでいると膝が壊れてしまいかねないので、ほどほどにしないといけませんが、それでもいろんなお話を聞かせてもらえるので、楽しくって、ついつい。お盆は長丁場ですから、気をつけませんとね。