書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

8月10日。9日目。

今朝は予想通り涼しい幕開けでした。9時頃までは快適でしたね。その後、気温の上昇が一気に始まりましたが、それでも昨日一昨日の酷暑と比べれば軽い軽い。過ごしやすい1日でした。

ただ、膝の痛みがひどくなってきました。膝小僧の下が痛くなってしまって、座布団を敷いていればまだマシなのですが、畳に直接座ると当たって痛く感じるようになってしまいました。

失礼ながら、読経の後、お茶をいただく際には少し足を崩す場面も何度かありました。

お経の後、今年はこんな話ばかりしているのですが、仏壇を売る際に椅子もセットで売るようにならないかな、と。膝に痛みを抱えている方が、お檀家さんの中にも大変多いです。それなのに、お仏壇へのお参りは、正座が基本姿勢。それではお仏壇の前でゆっくりできません。

私が最近お勧めしているのは、ダイニングチェアのように、背もたれがしっかりとついている椅子を仏壇の前に常設すること。お膳をあげる時なども、背もたれに捕まればかなり楽ができます。その後座るにも、よっこらしょも少なめで済みますし、すぐに立ちたくもならないことでしょう。

連れ合いを亡くした後は、お仏壇の前でぼぉーっとしていたいこともあるでしょう。椅子に座ってでしたら、いつまででもそうしていられます。そういう時間が、とても大切だと思いますし。

ところで、椅子の足ですが、普通の足ですと畳を痛めてしまいます。常設するのであれば、コの字型になったものをお進めします。私が知っているところでは、「みのはん」で通信販売も対応していますよ。

正太寺でも導入したい机など、みのはんで考えてるものが多いです。お値段の関係ですぐに買えるわけではありませんが、椅子を1脚買うぐらいなら、仏具と考えれば安い方かもしれませんね。

もちろん、普段ダイニングテーブルで使っている椅子の足に布を巻いたりして保護しても十分畳を守れると思いますよ。四六時中座っているわけではありませんからね。

一度おためしあれ。

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写真は夕方散歩の最中に撮った一枚。久しぶりに家族で散歩に出たのでした。