書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日記に写真を載せようと思ったら、載せられるものがなかった

さて。晋山結制。私も数年のうちには正太寺でやりたいなと思っています。あまり遅くなると、体力的に厳しくなるそうなので、少しでも若いうちに、と。

予備の写真係の使命も負いつつの受付業務でしたが、思いの外忙しく、同じ配役のお二人とともにひたすら仕事をこなしていました。ですので、写真はあまり撮れませんでした。全然受付を離れられないんです。

受付業務はこんな感じ。

お祝いを頂いたら、それをエクセルのシートに記帳。教区での慣例に従って、お祝いはそのまま謝誼(お礼)に回します。謝誼の用意も受付の大事な仕事です。

配役寺院はお祝いの金額も一応統一してありますので、可漏はすでに用意済み。可漏というのはお金を入れて渡すためのものです。本来は墨書するのですが、私は最近、こういう時はプリンターを使用します。現場では印刷できませんので、正太寺で印刷して持っていくわけです。

ここで、お祝いの金額がイレギュラーなものだと、可漏に墨書する作業が増えます。これが結構受付現場が煩雑になる原因であったりします。

お祝いをいただくと、多くの場合はその場でお返しの記念品をお渡しするのですが、今日は私が到着するのが法事の都合で遅くなったため、受け付け係の作業手順が定まっていないうちにお祝いを大勢にいただくこととなり、記念品は後でお渡しとなりました。

ま、これはこれでしっかり準備ができてからお渡しできてよかったかもしれません。

今回は、新住職の次の主役となる首座さんと、弁事さんのお祝いの受付も兼ねています。それぞれ記念品を用意されているのですが、新住職へお祝いをくださった方が首座さんと弁事さんにも必ずお祝いをくださるわけではなく、当然記念品はお祝いを頂いた方へ差し上げるので、これがまたオペレーションが複雑になりまして。

お一人お一人の記念品をセットし、お金の出し入れが狂わないように時折チェックをしながら、出来上がった記念品セットを渡せそうな人から渡していくという (法要の合間でも準備が忙しいと渡せない)、やたら動き回る必要のある本日の業務となりました。

そんなことをしながら、写真も撮るには撮りました。が、裏方メインで撮っていたため、ここで載せられる写真がありません。方丈さんには喜んでいただけること間違いなしの写真も撮れましたが、公にするのはちょっと…

明日はいよいよ結制上堂、そして法戦式です。大半の方が今日のうちに受付を済ませてくださったので、明日は写真撮影に集中できる時間もありそうです。フラッシュ無しでもいい具合に撮れてますので、明日はバシバシ撮っていきたいと思います。