書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

落ち着かない日

檀信徒本山研修会(以降「檀研」)が目前に迫っています。こんなに緊張して迎えるのは、宗務所に入って初めての檀研以来でしょう。

教化主事さんの代わりに、全体の指揮を執ります。とはいえ、一泊二日、本山に泊まって帰って来るだけとも言える今回の日程では、指揮権が発動されるような場面は想定されていません。

せいぜい、高速道路が渋滞している際のルート選択ぐらいです。

所長もいらっしゃるし、添乗員さんも2人いますし、心配ないです。バスは三台ですが、携帯電話も、バスの無線も使えます。大丈夫。

もう一つの大きな仕事は、ことあるごとに司会をつとめること。各地を回って参加者を乗せた三台のバスが集合したところで、職員、引率の御寺院様、乗務員の皆さんを集めての出発式。

本山での開講式は本山側で進めてくださるそうですが、翌朝の閉講式は宗務所側司会だそうです。

そして翌昼の昼食時。宴会代わりの昼食となりますので、一通りのご挨拶をいただいてからの食事となります。

一つ一つはさほどたいした仕事では無いのですが、常に気をはっていないといけません。それが気の小さなわたしには心労となります。

教化主事の代役は、庶務主事の責務でもありますので、役職も引き受けた時から想定しておくべき事態ではありました。でもねえ、実際にそんなことになるなんて、思いもしませんでしたよ。

庶務主事最終年にして、いきなり試されている気がします。大活躍はしなくてよいので、そつなく終われるように、予習予習予習です。