書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

昨日、娘の退院を今か今かと待ちわびているときに、訃報が飛び込んできました。宗務所でお付き合いのある印刷屋さんの社長さんです。まだ61歳という若さでした。

宗務所からの依頼はすべて社長さんが受けてくださって、丁寧な仕事をしてくださっていました。会社の規模は知らないのですが、そんなに大きくは無いと想像できます。社長さんの突然の死にも動揺しましたが、お世話になった会社の今後のことも気にかかります。

葬儀が今日ありまして、宗務所の近くのホールが会場でしたので、お別れをしに行ってきました。

今年は私と縁のある方が何人も無くなっています。

友人、祖母、社長さん。

宗務所に戻ると、仕事が待っていました。これはこれでやらなくてはなりません。感傷に浸る時間はありませんでした。

慌ただしいお盆が過ぎ去っていったのに、ゆったりとした時間は当分やってこないようです。ああ、そうだ。来週は旅行の予定があるぞ。たいして中身を詰めていない旅行です。ゆったり出来るかな。子連れにそれは求められないかな。

ゆったり。何もしない時間。思いに耽る時間。喉から手が出るほどほしいです。