書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入金などなど

月末に給料をいただくと、家計簿に記入して、用途に応じて封筒に分け入れます。


分け入れた物は、当月の予算としてそのまま現金で保管したり、毎年必ず発生する出費に備えて(車の保険とか)現金で積立をしたりします。


口座引き落としに備えて分けた物達は、なるべく早く口座に入金をします。我が家の場合は生命保険、学資保険、子ども保険、幼稚園園費、クレジットカード、ぐらいでしょうか。


光熱水費は半期に一度お寺と按分することになっていて、毎月の引き落としはお寺の口座からなので、個人としては引き落としがありません。携帯電話とかはありますが、今はカード決済が出来るので、別立てで考えなくて済んでます。


まあそもそも、光熱水費は住職の給料と按分ですので、私には影響が無いというか、いつか住職交代となったらその途端に収入が減るとかいう問題が・・・


そんな諸々の入金をするのに、今日は金融機関をウロウロしました。1カ所にまとめれば良いのですが、諸事情で数カ所に分かれているんです。


そのついでに、小学校用の引き落とし口座の設定手続きもしました。義務教育で学費は無いから、教材費や給食費が引かれるのでしょうか。よく分かっていません。一年間でいくら必要とか、今までにもらった資料には書いてないような気がします。


印鑑押印を忘れて二度手間になったのは内緒。


それでもなんとか午前中には片付きました。先月なんて入金にすら行けなかったんですよ。引き落としに失敗することは無いように口座残高は見張ってますが、入金が翌月に延びると、通帳が美しくならないのが残念です。やはり毎月同じような繰り返しで印字がされてると気持ちが良い。


変でしょうかね。


こだわりですよ。


ギリギリのラインで生活していますから、こうして家計簿を付けながら一円単位でも違わないように細かく管理していく必要があります。逆に言えば、ちゃんと管理できているから暮らせているのかも、というぐらい。


もしこれが年収一千万二千万とかなってくると、違ってくるんでしょうかね。あまりに現実感のない話であり、想像できません。五百万ぐらいであれば、多分同じように細かな管理が必要では無かろうかと、感じてるのですが。


ま、収入増やすためにアクセスする僧侶というのも滑稽ですからね。欲まみれじゃ無いですか。笑う以外に何をすれば良いと。


でも、家族のためにはもうちょっと欲しいなぁ、なんて思ったり。今の生活を変えずに収入を増やすなんて、無理だしなぁ。


現代の僧侶は、こんなところでも理想と現実問題に突き当たっているのでした。