書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

来週からお盆です。宗務所も、しばらくお休み。8月に入ると、7月お盆の職員で勤務シフトを回していきます。


なんと、1日は、所長・副所長による勤務です。若い僧侶が進達にでも行こうものなら、泣きたくなることでしょうね。


職員全員が集まれそうな最後の日である本日、7月度の職員会議が開かれました。実際には1人欠席でしたが、7月お盆を挟み、久し振りに宗務所にて職員が顔を合わし、なんとなく安心してしまいました。


7月お盆が終わり、晴れ晴れとした表情の人。


8月お盆が目前に迫り、やや憂鬱気味な人。


完全に二通りに分かれるわけですが、とりあえずみんな元気。何よりです。


職員会議の議題は、9月実施予定の恐山を会場とした檀信徒研修会開催の是非を最終決定することと、8月半ば過ぎに実施予定の被災地支援活動について。


昨日一昨日と所長・教化主事・書記の3人で下見に行っていました。二泊三日の日程、それも長距離移動の日程を、一泊二日で下見するというかなりの強行軍で、全員体のどこかしらが痛いとぼやいていましたが、成果は上々だったようです。


その成果を踏まえ、研修会開催を決定しました。参加者とりまとめをしてくださっている各教区の教区長様へさっそく連絡をして、安心して募集を続けていただける事となりました。


そして被災地支援活動。第四宗務所管内では青年会組織である照自会が企画実働部隊として活動しており、4月5月6月は毎週炊き出しへ赴き、以降は月1回程度の支援活動を続けることになっていました。


7月は茶話会を開催し、大勢の方とお話をしながら過ごしたようです。


8月は宗務所主体で計画を練り、中高生を対象に参加者を募集し、被災地の同年代の子どもたちと何か一緒に出来ないか、という内容になっています。


今日の会議で実施が確定となり、初作成した宗務所報と共に管内全寺院へ募集文書を配布する事になりました。


被災地へ、中高生中心に人を集めて行く事に、まだ余震も続く中ですから様々な心配・不安がありますが、実際に被災地へ赴く事には大変な意義があるはずです。


どうか、心ある中高生に大勢参加していただき、ボランティア側も、被災地の方々も、みんな笑顔になれる活動が出来ますように。