書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

たまには友人のために

事情から店を閉めた友人のために、慰労会を開きました。慰労会と言っても、友人家族と二家族でランチをしただけですけどね。


長い付き合いの友人なのですが、お互い結婚して家庭を持って以来、おごったりおごられたり、という付き合いはあまりしていませんでした。


2人でどこかへ食べに行く、という事もなくなっていました。ここ最近は年に一度か二度ぐらいは一緒に出かけていますが、いつも家族が一緒です。それはそれで良い付き合い方だとは思っています。


でも、今日は、慰労会。きちんとおごらせていただきました。いくら二家族だけとはいえ、主賓に支払わせるわけにはいきませんよね。


ま、おごりということで、お店からメニューまで、好き勝手に決めましたけれど。


しょっちゅうやるような財力はありませんが、人生の節目となるようなときには、お互いに、こうしていつもとは違う場を設けられたら良いなと思っています。


それと、そうした間柄の友人を、もう少し持ちたいな、とも。


長く濃い付き合いをしている友人は他にもちゃんといます。家族ぐるみで交流している友人も他にもいますし。でも、こうしてなにか節目を、少し緊張しながら祝ったり労ったりする機会がないのですよね。それが出来る友人は、この友人の他には、あと1人しかいません。


お金のかかる食事会ばかり増えても生活できなくなってしまいますが、もう少し友人関係に彩りがあっても良いかなぁ、と思い始めた最近でございます。