書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

雨降りの稚児行列

今日、隣寺の無量寺様で、稚児行列が行われることになっていました。この辺りの曹洞宗僧侶の青年会組織「照自会」が主催する降誕会(お釈迦様の誕生をお祝いする法要)を、無量寺様を会場に借りて修行することになり、せっかくだからと白像引き回しを稚児行列で行う事を思いつかれたようです。


長女と次女も申し込んであり、先週、稚児の衣装を受け取ってきたところでした。


しかし今日は生憎の雨。しかも大雨です。御詠歌衆として行列の先頭を歩く予定だった母の元には、昼前になって、行列は中止、本堂内で法要に参列のみ、という連絡があったようです。


私たちは、それを聞く前に、参加の中止を決めました。母の元への連絡を聞いてから、無量寺様へ欠席の連絡をしました。後から分かったことですが、忌引きを除けば欠席者は我が家族だけだったとか・・・


週明けに家族旅行に行く予定なので、ここで風邪をひくわけにはいかないのです。雨の降り様を見て、躊躇無く欠席を決断したのは、すべて旅行のため。それでなくても、2月に私が沖縄へ宗務所の慰労旅行へ行く際に同行する予定だった長女は、インフルエンザで泣く泣くキャンセルしたばかりなのですから。


これも母から聞いたのですが、やはり降ってくる雨と、水たまりがたくさん出来た足下の悪さで、みんなびちょびちょだったようです。法要の時には裸足になっていた子が多かったようですが、おそらく移動中に靴下も濡れてしまったのでしょう。


暖かくなってきた昨今とは言え、雨降りの今日はそれなりに冷えました。風邪をひきやすい我が子。欠席で正解です。例えそれかたった1人だけであっても、


参加費2人で計1万円は惜しかったですけどね・・・明日天気が良くなったら、稚児の衣装を着て写真を撮ることにしよう。それで1万円の残年感を払拭するのだ!