書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

總和会という組織がありましてですね

總和会というのは、大本山總持寺を護持する会のことです。大本山總持寺にもお檀家さんの組織する護持会があるのだと思うのですが、それとはまた別の、安居者(總持寺で修行した人)中心の組織です。たまには、永平寺で修行したけれども總和会に入る人もいますけどね。


会に入る入らないは本人の自由なのですが、まあいろいろとありまして、だいたい入ることになるわけです。私もそうして入ったわけですが、懇親会などはご遠慮していました。興味ないので。総会には出たいと思いながらも、予定が合わずに欠席を続けていましたが、今回、東海ブロック大会という大会の当番に、この地区の總和会が当たっていたそうで、そのお手伝いの配役がなされました。


突然封書が届いて、殿行をお願いします、なんて書かれているんです。うんもすんもない。恐ろしいですね。


まあでも懇親会でなければお手伝いをすることはやぶさかではありません。今日、その東海ブロック大会の当日でした。一度だけ打ち合わせが開かれましたが、雑多なことは事務局でほとんど処理してくれてしまっているので、本当に自分の配役だけをこなせばよい状況でした。ですので、開会式での法要と、それぞれの場面に応じての簡単な会場設営のみをして、帰ってきました。


それでも朝9時集合、13時開会、17時半閉会という流れですから、丸々1日、会場に缶詰となりました。この缶詰というのは疲れます。浜松市内のホテルを会場にしましたので、ホテルの中にいると、外の天気すらも分からないんですよね。そういうところが、地味にダメージです。


まあでも、何ら大きなアクシデントもハプニングもなく、十分に成功と言える内容になったと思います。一般の人が来るわけではなく、お坊さん対象の大会ですから、その部分での気楽さもありますしね。


次に当番が回ってくるのは12年後だそうです。ずいぶん先の話です。その頃はまだ47歳。うーん、微妙に配役をもらいそうな年ですね。