書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

準備の場で、ストロボぱちぱち

フラッシュって言っちゃいかんのか、ストロボか。


注文していたストロボが10時頃に届きました。明日あさっての常久院様晋山結制ならびに先代ご住職本葬儀の準備が、今日の10時からでしたので、ストロボ持参は間に合いませんでした。


α350の内蔵フラッシュだけでいろいろと試し撮りを繰り返したのですが、いかんせん光量不足です。雨が時折ぱらつく天候&お寺の本堂という環境は、厳しいですね。天井が高いため、せっかくの光が拡散されてしまいます。普通の屋内だったら、天井から反射してくる分も期待出来るのですけど。


午後から進退慣らし(練習ですね)を行う、という予定であることを聞いて、昼食を頂いた後に一旦帰ってきました。そして梱包からストロボを取り出し、用意しておいた電池を入れて、すぐさま常久院様へととって返しました。


高速道路を使うと片道40分弱で移動出来るので、直線距離から想像するほどには時間がかかりません。とはいえ疲れを誘う一往復でしたね。


ストロボを装着し、ずっしりと重くなったα350。腕にも腰にも、負担増です。しかし、明るい。純正だけあって、光量も自動調節なので、内蔵フラッシュと同じ感覚で使えて楽ちんです。でも明日までには、一度説明書に目を通して機能を把握しないとな。


購入したのはHVL-F58AM。大奮発ですよ。カカクコムの最安値付近を出しているカメラ屋さんで買いましたから、希望小売価格よりはだいぶ安いのですが、でも高かった。


1つ下のグレードだと半額ぐらいで買えるのですが、そちらの口コミ情報を調べてみると、広い会場など光が拡散しやすい状況だと力不足だという評価でした。


今日実感したほどではありませんでしたが、本堂という環境が暗いことは分かっていましたし、明日は夕方の時間帯の法要を撮らなくてはなりません。暗い条件が重なります。なにより失敗は許されない。そう考えたら、オーバースペックであったとしても、高い方を買わなくてはと、震えながら購入ボタンをクリックしたのでありました。


でもそれが大正解。ストロボの光量については今日はまだカメラとの連動に任せっぱなしで、設定で光量を上げる手段があるのかも知れませんが、もっと明るくして欲しい、というのが今日の感想です。内蔵フラッシュと比べたらとてもとても明るく照らしてくれるのですが、それでもまだ欲しい、と思えるのです。一段したのストロボを買っていたとしたら、どういうことになっていたでしょうか。


素人には使いこなせない高機能、というのは製品ジャンルによっては確かにあるのですが、ストロボに関しては、素人こそ高機能でなくては、と思う次第です。もちろん、こんな環境で撮るのでなければ必要ないでしょうけれど。


しっかし、プロが撮ってくれないというプレッシャーはもの凄いですね。甘く考えてました。写真を撮るという行為は好きですが、仕事となると話は別。僧侶がやるべき仕事だろうか、とか考えてしまいます。でも法要の進行や、法要中にどこまで動き回って良いかをよく分かっているのもまた僧侶。それも加味すると、僧侶がカメラを持つ意義もあるのかなと思えてきますし。


やっぱりプロとの二本立てでお願いします〜