松竹梅でお飾りして、お供え餅を各所に供え、最後にざっと掃除をして。その間にもお檀家さんがお供え餅を持ってきてくださいますので、それを受け取り、住職が名札を書き、それを位牌堂のお位牌の前にお供えするというルーチンを繰り返します。
そうこうしているうちに日が暮れて、大晦日の夜がやってきます。
正太寺の年越しそばは早いです。子どもが生まれる前は、21時頃に年越しのお経を読み、その後に年越しそばをゆでて食べるのが通例でした。子どもが生まれてからは、それでは寝る時間が遅くなってしまうので、晩ご飯が年越しそばとなりました。21時に子どもたちを寝かすために、年越しのお経も少しだけ早まりましたし。
子どもたちに合わせて、年中行事の時間割も調整されている正太寺です。でも成長と共に、また昔通りの時間割に戻るはず。家族でこたつを囲んで、紅白歌合戦を見ながら年越しそば。すぐにまた出来るはずですね。
さあ、明日から新しい年です。何のことはない、いつもと同じ24時間ですが、年の変わり目という節目を機会に、心を新たに新しい年に挑んでいこうじゃありませんか。
来年こそ、毎日を手抜かり無く過ごし続けることが出来ますように。がんばります。