大会から一夜明けて、今日は他青年会との交流会です。お坊さんに似つかわしくなく、カート大会です。担当者が今までにない交流会を、と考えた結果がこのカート大会でした。
下準備は入念です。実際にプレ大会を開催して、ルールを煮詰めました。ここまでするのはなかなか大変なことです。予算の都合もありますし。
そんなカート大会ですが、私はなんと午後から教区長会があるために、何も出来ませんでした。悲しいぐらいに何も。一応現地に駆けつけたのですが、本当になにもやることがないので、途中でご無礼して、教区長会の準備のために宗務所へ移動してしまいました。
ですから、どこの青年会が優賞したかも分からないのです。とても残念なことですが、もっとも娘の熱が下がっていない状況でしたので、心底楽しめたはずもなく、しかたないかなと割り切って考えています。
そして教区長会は、来年度の行事予定を議題として開催されました。友引を絡めて計画を立てなければならない行事がいくつかあり、出席者全員でどうしたら一番良いかをうんうん唸りながら検討しました。
一番大きな行事となる檀信本山徒研修会。毎年予定をする10月は、東名高速道路集中工事の時期でもあります。なぜこの行楽シーズンに、とやや恨み節。土日は工事が休みとなりますが、この研修会は平日開催が原則です。そうしないとご住職方が参加出来ないのです。たいていのお寺では、自分のお寺から参加者が居る場合は、ご住職も一緒に参加してくださります。そうしていただくことで、主催者側としても、人数の把握が確実になるため、大変ありがたいのです。
この研修会も、そうした事情のために、ご住職方がより参加しやすいように、友引を絡めます。なかなか良い時期に友引がないんですよね。いっそ友引に代表される六曜にたいする迷信を一気に払拭して、曜日を決めて火葬場が休みの日を決めれば、行事計画もかなりしやすくなるのですが。
カレンダーとは別にわざわざ六曜の表を眺めながら計画するのは、不効率です。なんでまたこうした迷信が広まり、一向に解消される気配がないのか不思議でなりません。六曜へのとらわれを無くせば、それだけでも生活が気楽になると思うのですが。
大安に合わせてお祝いを届ける。大安だから、雨の日でも届ける。それって、おかしいでしょう?晴れの日の方が、送る方も受け取る方も、何となく気持ちが良いでしょう。
でも、いくらお寺がそれは迷信だから・・・と説明しても、なかなか納得してもらえません。理屈では理解出来ても、心情的に納得出来ないわけです。自分はそう思っても、相手はそう思わないかもしれない。そうした配慮も大きく影響しています。
政府に働きかけて政府公報でも打ってもらいたいですね。
そんな具合の教区長会でした。一日が、あっという間に過ぎていきます。