書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大会本番

長きにわたって準備をしてきた大会も、いよいよ本番です。私は事務局員ですので、実は本番になると仕事がありません。大会開催中、ほぼずーっと、大会本部にいました。本部詰め、という仕事だったのです。


生で島田洋七氏を見るチャンスでしたけれど、実行委員が公演中に扉を開けて中に入るのも気が引けましたので、おとなしくしていました。


そして終わって、簡単な、本当に簡単な片付けをしました。会場はホテルですので、たいていのものはホテルで片付けてもらいます。やることないんですよね。お寺で大きな法要をやるときにはそれこそ準備から片付けまで体を動かしっぱなしになるのですが、今回は準備こそ頭と体を使いましたが、当日はやることないですね。事前にそれは承知していたものの、いざ実際にそうなってしまうと、拍子抜けです。


一旦解散し、他地区の青年会を交えての懇親会があったのですが、私は急遽キャンセルしました。娘が熱を出したと連絡が入ったのです。


熱が出たぐらいならキャンセルして家に戻るほどではないのですが、実はですね、前日の夜に39度を超える熱を出して、病院へ行っているのです。新型インフルエンザ感染を疑ってのことでした。しかし、熱が出てからの時間が短すぎるため、検査をしてもなんとも判断が付きません。座薬をもらって帰ってきました。


夜中に座薬を使い、朝になるとほとんど熱が下がりました。日中は平熱。午前中に病院を再受診する構えでいたのですが、これでは動くに動けません。病院へ行くことによる感染も考えられるわけですし。


落ち着いて考えてみても、新型インフルエンザに感染する経路に心当たりがありません。症状もどうも違うようであるし、だいいち平熱に下がったりはしないだろうと。それで大会本部へ赴いたのです。ですからね、遅刻なんですよ。1時間半も。インフルエンザへの感染はほぼ否定されましたが、それでも念を入れて、濃厚接触者である可能性が100%は排除出来ないので、マスクはもちろん、定期的に手の消毒、そしてなるべく近くに人がいない状態を作り上げました。


そうやってようやく大会が終わったと思ったら、再発熱の連絡だったのです。冷や冷やしましたよ。もしかしたら広めてしまうかもしれないのですから。


懇親会をキャンセルして、すぐに病院へ急ぎました。そして診断結果は、やはりインフルエンザではないでしょう、とのこと。ただ、簡易検査で感染が確認されれば、感染してますよ言えますが、簡易検査が反応がなかったからと言っても、たまたま反応しなかっただけとも考えられるので、100%インフルエンザではないとそれだけで言い切ることは出来ないそうです。どこかでそういう話を聞きましたので、それは納得して聞いていました。


そういう可能性を考慮した上で、医師が症状を観察することで、判断するんだそうです。38度半ばまで熱が上がっていたのですが、その割に元気な3才児。インフルエンザですと、もっとぐったりして来るんですよー、という先生の判断で、インフルエンザである可能性はかなり低いという結論となりました。風邪です、と。


ほっと一安心です。まさか二日も続けて病院に(それも救急)行くことになるとは思いませんでしたが、幸いにも新型インフルエンザに感染したわけでもないのが救いでしょうか。なんだか病院へ電話をするのに、緊張したりしなくなりそうです。


大会もやって、子どもも病院へ連れて行って、忙しい一日でした(大会中は暇でしたが・・・)。次に大会の当番が回ってくるのは6年後ぐらいでしょうか。楽しみに待っていようと思います。