書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

山門大施餓鬼会、今年も無事に終了

今年も大勢の方にお参りをいただきました。正太寺の山門大施餓鬼会、無事に終了です。なぜだか分かりませんが、時間も少し短めでした。例年、1時間少々要していたのに、今年は13時から始まって、14時前に終わっていました。珍しいです。


手伝いに来てくれていた次男は、こんなに大勢の人がいるのは未だかつて無いと言って、写真を撮っていたようですから、人出は多かったはずなのですが。


お経もゆっくりペースで読んでいましたし。お焼香がスムーズだったのかなぁ。普段は広く感じる本堂も、この日はばかりは手狭になりますので、効率よくお焼香するのには交通整理が必要になるのです。われわれが声をかけてなるべく短い時間で全員がお焼香出来るように案内をするのですが、その案内もそれほどしなかったんですよね。それなのに、なぜ。


考えれば考えるほど、謎は深まります。


20時から、いつもどおりにお精霊様のご供養を行いました。この時間までにはだいたい皆さん、所定の場所にお精霊様を持ってきてくださいます。ただ残念なのは、お経を読むときにはほとんど人がいないことですね。今日もよくよく見たら、ほとんどお世話人さんだけでした。以前はもう少し、人がいたように思うのですが。


ご先祖様をお迎えしたお精霊様ですから、お経の時にも立ち会っていただければ嬉しいです。昔のように河に流したりその場で燃やしたりしていれば、集まりやすいのかもしれませんが。(浜名湖はもともと淡水湖でしたので、漁師町では河と呼びます。海水が入っていますが、海じゃないんです。海岸ではなく、河原なんですよ。)


明日は8時半にお世話人さんに集まっていただき、お精霊様を環境センターへ運びます。第3日曜日で、普段は日曜休みの環境センターが、家庭粗大ゴミ受け入れのために営業する日のため、混雑を覚悟してくださいと事前に通達が出ています。それがいま、気持ちの上でネックですね。


世話人さんも、昨日、今日と連続でお手伝いしてもらっていますから、お疲れのはずです。なるべく短い時間で終えられると良いのですが。