書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

秋祭り二日目は、晴れた!

晴れたのに写真が無い秋祭り二日目。正太寺の朝は門前にある弁天様の御祈祷で始まりました。

自治会の管理するお社である弁天様。土地は正太寺境内にあります。私が知り得た範囲での伝承では、入出村にの庄屋さんが村の境に社を立てたのが始まりで、現在弁財橋と呼ばれている橋の名の由来なのでは無いかと。その後、漁師の安全祈願のために、より高台である正太寺の旧参道に移転し、旧参道のある山が埋め立て工事のために切り崩されると、現在の地、正太寺門前に移転してきたという話です。

入出に走る県道333号線を境に浜名湖側の宅地はほぼ埋立地であるという話なのですが、宅地になる前の海岸線は船がずらりと並んでいたというんですから、なかなかの漁村であり、その後もアグレッシブに土地改良をしてきた土地柄。度重なる弁天様の移転も、さほどの抵抗もなく行われてきたのかも知れませんね。

門前に移転してきてからだと思うのですが、白山西宮神社の秋祭りの祭礼の前に、正太寺住職による御祈祷が弁天様で勤められてきました。やることは稲荷殿でのご祈祷と変わらないのですが、場所が違えば勝手も変わります。今年はようやく落ち着いた気持ちで臨めるようになりました。

御祈祷を終え、ホッと一息ついて、今日は屋台の運行時間に合わせて向かうことができました。準備の時間帯はちょうどご祈祷に重なるので、今後も参加はできないでしょうね。御祈祷が終わる頃、多分準備も終わるんです。

そして今日は、夕方に白山西宮神社に屋台が入ったところで、早退。実は今朝から発熱してまして、御祈祷の時間以外はずっと寝ていることで微熱程度まで押し込めて出てきたのですが、さすがに体調が悪くなってきてしまったので、諦めて帰宅です。こじらせてもいけませんし。明日の片付けには出れるようにと。喉が昨日からカンカンだったのです。雨の1日が堪えました。

子どもたちも、昨日は最後の最後まで屋台について回りましたが、今日は明日の学校のことも考えて夕方で一区切り。でもその後、私が寝ている間に、お楽しみの抽選会には出かけたようです。抽選会が21時からなのですよね。もうちょっと早いと、ずっと屋台についているという選択もできるのですけれど。早めに帰り、お風呂と明日の支度を手早く済ませたことからの再参戦でした。

17時ごろ帰宅してからたこ焼きを晩ご飯にして、そのままベッドで寝ていたら、21時過ぎに目覚めた時にはだいぶ元気が戻っていました。明日はきっと、片付けに出れるんじゃ無いかなぁ。