書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

通帳入金作業

お寺から給料をもらい、用途ごとに封筒に仕分けると、ATMへ出かけて通帳に必要な分だけ入金をします。入出ですから、ATMにつねに列が出来ているということはありません。田舎の特権ということで、用途ごとに細かく分けて入金をしています。例えばクレジットカードの支払い用、例えば子ども共済支払い用、といった具合に。後から通帳を眺めれば、何のための入金なのかがだいたい分かるようにという工夫です。


後ろに列が出来ていたらとても出来ませんよね。特に、最も利用頻度の高い入出郵便局のATMは、動作が鈍く、1回の入金作業にかかる時間が、すぐ近くにある農協ATMの3倍ぐらいかかっていました。少し前までは新券に近い、折れ目のないお札は数えるのが苦手で、何度も何度も数え直しをしていたものです。


今年に入ってからいつのまにやらお札を数えるのは問題なく出来るようになって、非常に使いやすくなっていたのですが、先月ATMへ赴くと、機械そのものが新しくなっていました。生体認証に対応し、今まではなかった硬貨の投入口も設けられていました。


感動しました。
ついに窓口へ行かずとも、硬貨の入金が出来るようになったのです。
お寺へ戻るとすぐに、嫁さんへ報告しましたよ。


今日、それ以来となるATMへの用事があったのですが、今回は硬貨の入金があるので、わくわくして出かけました。タイプとしては、自販機の硬貨投入口よりも2回りぐらい大きな縦穴の投入口のある物でして、昔からある、お札投入口と同様の形の物ではありません。こうすることで投入する硬貨を意識しながらになりますから、余分なゴミや日本円ではない通貨が入りにくくなるのかも知れませんね。


今回投入したのは残念ながら500円玉一つだけでしたが、いずれ何枚も立て続けに投入する感触を味わってみたいものです。子どもが好きそうだなぁ。


今までの型のATMは、1回の入金が終わり、「ありがとうございました」の画面が出ている時間がやたら長かったのですが、新型になって、随分短縮されました。今までは10秒以上出ていたように思いますが、数秒でようこそ画面に切り替わり、次の作業が出来ます。冒頭に書いたように、用途ごとに小分けにして入金作業をしますので、この改善はありがたいですね。(他の金融機関のATMは、もっと速く切り替わるように思いますが)


やっぱり新しい機械は良いですね。ちゃんといろいろと改善されています。しばらく、新鮮な気持ちで入金作業を楽しめそうです。