書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

班長説明会

消防団の班長についての説明会がありました。同年の中から班長を選出するんです。話し合いは順調でした。慣例に則って現役の団員から班長になってもらって、後は同年の今後の付き合いについての話し合い。


入出の場合はこれを機会に同年の付き合いが始まるのが一般的であるようです。私の年代も、とうとうそんな歳になったのだなぁと、感慨深いものがありますね。若いつもりでいても、確実に年は取っているのです。


数年前にも一度こうした集まりがあり、その時は団員の選出が目的でした。ちょうど初どきの期間中だったので私は欠席したのですが、3人(たぶん)が団員になってくれて、今回はそのうちの2人が班長になってくれました。地域のために、がんばってくれる同年がいることが、うれしいです。


私はまだ、地域に貢献というと、ほとんど出来ていませんね。お寺の行持が地域の行事と言えるほどに浸透していれば、お寺を支えることが地域への貢献になるのでしょうけれど。


また数年後、今度は分団長以下三役の選出会議があります。その時は、未経験者から選ばれますから、私も対象です。(今回の班長だって未経験者から選出して良いのですが、現実の問題として経験がない者が現場で指揮を執る役割である班長になっても、混乱の元でしょう。もちろんがんばって経験を積めばいいのですけれどもね。埋めがたい差はあると思います)


この未経験者から三役を出すという慣例も、いろいろと意見があります。本来ならば経験者から出した方が無難ではあるのですが、それだと最初に団員になった人への負担があまりにも大きくなりすぎます。班長だって、少なくとも年間70日は何かしらの用があるというのですから、相当な負担です。


その負担を少しでも分け合うには、こういう仕組みが今のところ一番良いようです。人口がもっと多くて、同年の中から団員になるのが10人ぐらいいれば、その中から選ぶのも良いように思いますけれど。その代わりに他の地域の役は、団員以外ががんばるとか決めごとをして。しかし700戸しかない入出では、それは無理な注文というものです。今日の出席者も、私の同年は14人だったかな。数え損ねてなければ。総数でこの人数ですから、うまいこと割り振らないとね。


まずは、今がんばってくれている同年に感謝。そして来年から班長としてがんばる同年にも感謝。そして私も、役に立てることを、がんばります。