書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

バレーボール大会、終わって新入団員を決める会議

湖西市消防団互助会による、親睦バレーボール大会が開かれした。

先週の日曜日は防災訓練、今日も日曜日だというのにバレーボール。

正直言って、団員にも所帯持が多いですから、二週続けて消防団に日曜日を取られるのは勘弁してあげて欲しいところです。私はこれぐらいのことは覚悟していますから良いですけれど、普通の団員はここまで考えて入団していません。特に入出の場合は、同年で集まって誰が入るかを決める方式を取っているので、志願制ではないのですよ。半ば強制ですよ。

その強制性によって、同じ状況に置かれている仲間ということで強い連帯感が出ているのかもしれませんけれど。

ともかく、災害出動で忙しくなるのは仕方がないとして、親睦バレーボール大会はこのタイミングで開かなくてもいいんじゃないかと。

とはいえ、やってみると久しぶりのバレーボールはなかなか楽しいんですけれどね。第七分団は人数がギリギリで、多くの分団では応援しているだけの分団長も、コートの中に立ちました。レシーブをすればどこかへ飛び、サーブを打てば隣のコートに飛んでいく有様ですが、それでも、思ったよりは失敗せずにボールに触れられましたよ。

時期をちょっとずらしてもらえると助かります。定例会で意見を言うタイミングがあればいいんですけれど。

夜、来春入団する新入団員を決める会合が開かれました。平成元年と2年の学年で入出に在住している方全員に通知ハガキを出し、集まっていただきました。

学年ごとに車座になり、入団者を決めていきます。たいていの場合はこの場で、将来の班長や三役の人選についても話題に上がります。基本的には、入団者の中から班長を選出し、班長を勤めた者は三役の人選からは外す、というのが取り決め事項となります。

前例を踏襲していけば、その学年から必ず選出することになりますので、この場での取り決めというのは後々重要になってきます。入出の場合には団員を6年経験し、班長になる者は引き続き2年間、その任に当たることになります。

班長はポンプ車を担当する自動車班と、2台ある可搬ポンプを担当する可搬班、そして三役と団員のパイプ役となる連絡担当班長の4人。入出の場合は、三役がいてもこれらの機械は動きません。班長がいなくては現場が回らないのです。とても重い責任がついて回ります。また、出席を求められる回数も団員の倍以上に増えます。

それから8年後、三役の順番が回ってきます。三役は2年間ですが、かなりの頻度で用事が発生します。分団長に至っては、班長ですら閉口するほどの日数を消防団に費やすことになります。年間130日とも、150日とも言われます。私は数えるのをやめました。

というわけで、班長を勤めた挙句に三役まで請け負うのは、冗談じゃない、という流れになるわけです。当然ですね。仕事をしなくてもいいほどの報酬が得られればいいですけれど、本当に雀の涙ですし。

学年ごとにじっくりと話し合いが行われ、およそ1時間ほどで新入団者が決まりました。みんな協力ありがとう。新入団の皆さん、これからよろしく。君たちの力が必要です。

一度解散した後、新入団の決まった方達に詰所でさらなる詳細の説明をするなどして、さらに1時間ほど時間をもらいました。本当にありがとう。

入団当初は新入団員訓練もあるので忙しいです。もちろん私も含めた三役も付き添うのですが、せめて消防団活動が良い経験となるよう、力を尽くしていこうと思います。